取材から受けた会社の印象
創業から83年の老舗企業で、県からも多くの案件を任される同社。細かな依頼にもきちんと応えて信頼を築いたこと、これまで県内の風景写真といった素材を豊富に蓄えてきたことが同社の強みだそう。また、企画・制作・印刷からイベント運営まで一貫して手がけられる点でも、頼られてきたようです。
復興支援や地域活性化のために福島県は積極的にPRを実施。それに伴い、依頼も増加しているとのこと。現在も依頼が絶えない状態で、売上も4年連続アップ。こうした点から、同社の事業の好調さが伺えます。
社内ではお互いに協力し合う場面もあるなど、連携を取って仕事に取り組める雰囲気のようです。福島の魅力を発信できる環境だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい企画から印刷まで一貫して丁寧かつスピーディーに制作できること、写真などの素材を多く持っていることが同社の強み。そうした点が、県の担当者からも喜ばれているそう。納品後には「今回も良いですね」「想像以上でした」といった嬉しい声をもらうことも。仕事の手応えやデザインへの自信を得られるでしょう。
また、制作物は県内各所や首都圏など広く配布・掲載されるとのこと。街を歩いていて、自分の手がけたポスターなどを目にする場面もあるそうです。そうしたときにも、仕事の価値を感じられるはずです。
また、制作物は県内各所や首都圏など広く配布・掲載されるとのこと。街を歩いていて、自分の手がけたポスターなどを目にする場面もあるそうです。そうしたときにも、仕事の価値を感じられるはずです。
厳しさ基本的にコンセプトや盛り込む情報は決まっており、それに沿って制作することとなります。「どこを中心に伝えるか」といった部分はプランナーと打ち合わせて決めますが、完成後に修正が入ることも。県の広報物として出すものであるため、思い描いた通りにいかない場合もあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人任される案件の多くが、福島県のPRに関わるもの。そのため「福島の魅力を発信したい」方や「地域活性化に貢献したい」方に向いています。
向いていない人より良いデザインにするには、盛り込む情報を自分で調べるといった行動が欠かせません。「福島県のことに関心を持てない」方や「探究心が薄い」方には厳しいかもしれません。