取材から受けた会社の印象
大手自動車企業やそのグループ企業と長年取引を続けているという同社。聞くと、65年以上もの付き合いがあるそうです。そこで取材では、そういった大手企業と取引を続けている理由に迫りました。もともと貨物事業からスタートした同社ですが、同年の秋にはすでに一般乗用旅客自動車事業をスタートさせています。“ほかの物や、人も運んでほしい”といったように、顧客である大手企業の要望に応えてきたそう。このように、スピード感を持ってサービスを展開させてきたことが大きな強みであるといいます。部品の輸送といった貨物分野だけでなく、企業の送迎バスやハイヤーなど、幅広いサービスを一貫して提供できるため、より顧客と強い結びつきを実現できているのだとか。
長年“地域の足”として、そこに住まう人だけでなく、働く人々も支えてきた同社。その安定性が垣間見えた取材となりました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい企業や工場、駅、寮を結ぶ“地域の足”として、バスの運転を行なう仕事です。同じルートを担当することも多いため、バスを利用するお客様に顔を覚えられることも多いといいます。「おはようございます」「お疲れ様です」とお声掛けをして、返事が返ってきたり、「いつもありがとうね」と感謝の言葉を伝えられたりすると、この地域において欠かせない役割を担っているのだと、誇らしい気持ちになるとのことでした。
厳しさ長年、安全運転を心がけてきた同社。「感じが悪い」「安全性に欠ける」といった意見をお客様からいただいてしまうと、取引の継続につながりかねないとのことでした。ブレーキをゆっくり踏む、内輪差には細心の注意を払う…など、一つひとつの運転に気をつけなければなりません。そのため、短い距離でも常に気を使う必要はあるとのことでした。
この仕事の向き&不向き
向いている人月8日以上の休みがしっかり取得でき、年3回の長期休暇を取ることもできる環境です。また、長時間・長距離の運転も少ないため、「無理なく働きたい」「休みをしっかり取りたい」という方に向いています。
向いていない人長年付き合いのある顧客の送迎バスに乗務していただきます。挨拶や安全運転、身だしなみなどがきちんとできていなければ、同社の信頼にも関わります。「最低限のビジネスマナーができていない」という方には向きません。