取材から受けた会社の印象
1999年の設立以来、『炭火焼肉酒家 牛角』FC店の運営で地盤を固めてきた同社。「消費者に必要とされる事業・時代とともに成長する事業を見極めることが大切。そして、その事業のフランチャイズ拡大をしていくことが私の使命」と考えるグループ代表の島田さんが経営を担っています。
着実に成長を続ける同社が次に目指すのは、自社オリジナル業態の立ち上げ。実は、従業員からも「FC店の運営だけでなく、オリジナルブランドも展開したい」という声が上がっているのだといいます。FC店の運営で培ってきたノウハウ、そして豊富な資金力を活かし、自社オリジナル業態の立ち上げを計画しているところだそうです。
「今まで以上のスピード感を持ち、より多くのニーズを満たしていきたい」というのは、お客様はもちろん、従業員に向けての想いでもあるのだと感じました。お客様と従業員の声に耳を傾ける同社なら、今後も間違いなく成長していけるでしょう。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい配属となる池袋サンシャイン通り店は約600店舗中、トップクラスの売上を記録しているそうです。ディナー営業に加えてランチ営業も開始するなど、新たな取り組みを成功させています。その結果、アルバイトからは「しっかりシフトに入れて嬉しい」「アルバイトを掛け持ちせずに済んだから助かった」という声をもらっているそうです。それは、売上をあげ、しっかりと利益を出せているからこそ。繁盛店の店舗運営ノウハウを身につけることができるのが、一番のやりがいといえるでしょう。
厳しさ業態にもよりますが、一般的な飲食店は1日2回転すればいいほうだといわれています。一方、同社の池袋サンシャイン通り店は1日4回転もしているそうです。それだけに、営業時間中はずっとピークタイムという感覚なのだとか。一息つく暇がなく、1日が終わる頃にはヘトヘトになっていることもあるでしょう。また、アルバイトはベテランのスタッフが多く、コミュニケーションの取り方に頭を悩ませたり、指示や指導をするときに気を使ったりする大変さがあるかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人店長にとって大切なのは、売上をあげ、利益を出すことです。『牛角』の中でもトップクラスの売上を記録する店舗で働けるため、店舗運営ノウハウを身につけたい方に向いています。
向いていない人1日に4回転する繁盛店だけに、多くのお客様と接することになります。人と接するのが好きではない方には向きません。また、受け身な姿勢の方も適性が乏しいといえるでしょう。