取材から受けた会社の印象
さまざまな業界で深刻化している人手不足。製造業も例外ではありません。最近では、人が足りないため、フル生産できない…という状況も珍しくないそうです。需要があるにも関わらず、人手不足によって機会損失が生まれているのだとか。
そんな製造業が抱える課題を解決する一つの方法が、同社のような会社。人手が足りない現場へ検査員が出向くことにより、お客様であるメーカーの機会損失を防げるのです。さらに製造業に特化しているため、大手自動車メーカーからも選ばれているとのこと。
また、マージン率(お客様から支払われるお金のうち、アクセルの取り分)に関して、業界平均が30%ほどなのに対し、同社は約20%と低く抑えており、その分スタッフの給与に多くの費用を割り当てているようです。データからも社員を大切にしている姿勢が伺える同社。今後も安定した経営が見込めそうですね。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい多くのお客様は、困ったときのレスキューとして検査の依頼を下さるそう。そのため、検査を終えて帰ろうとすると「ありがとう。助かったよ」と感謝の言葉を直接いただけるそうです。誰かの役に立っているという実感があり、嬉しいとおっしゃっていました。
厳しさ検査は、後々不具合が出ないようにするための大切な工程です。もし気を抜いて見逃してしまうと、後工程に迷惑がかかってしまうでしょう。そのため、作業中は集中力を切らさないようにしなければなりません。
この仕事の向き&不向き
向いている人日々2~5名のチームで動くので、協調性を大切にできる方に向いています。とは言え、常にコミュニケーションを取るわけではないので口下手な方でも問題ありません。「分からないことはきちんと誰かに質問できる」という方であれば大丈夫です。
向いていない人色々なお客様先に出向き、多種多様な製品を検査するお仕事なので、「決まった場所で働きたい」「毎日同じ仕事をしたい」という方には向かないかもしれません。