取材から受けた会社の印象
同社のメイン事業は、石油販売事業。創業は大正2年と古く、出光昭和シェル・ENEOSの特約店として、東北や関東に住む人たちの暮らしを支えています。また、その他にも食品販売や自動車整備事業など、多角的に事業を展開。収益の柱が複数あるからこそ、経営は安定していると言えます。
取材者が同社の多角的な事業展開について採用担当の方にたずねると「市況の変化をきっかけに、試しにやってみたんです。思いのほかうまくいって、今でも続いているんですよ」とのこと。さらっと答えていただいたのですが、様々なビジネスを軌道に乗せることに長けておられると感じました。今後は自動車整備事業をさらに展開し、板金や中古車販売など、トータルで車に携われる店舗を手がける予定とのこと。さらに事業が広がっていく同社。新しい事業所も増え続けています。これからのさらなる成長も楽しみですね。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい扱うのは船や大型重機を動かすために必要な燃料なので、それがないと工場が稼働せず仕事が進まなくなってしまうとのこと。特に冬場は暖房でも灯油を使うので、雪の日に給油に向かうと「いつもありがとう!待ってたよ」と、お客様が嬉しそうに声をかけてくださるのだそう。ちょっとしたやり取りから、いかに自分の仕事が喜ばれ、頼りにされているのかを実感すると仰っていました。
厳しさ燃料を運ぶ仕事だけに、普段から危機管理をしっかりしておくことが必要です。特に重油は炭化水素が主成分なので、ガソリンや灯油、軽油に比べ火力が強くなりやすいもの。給油の際も漏れなどが起きてないかこまめにチェックしておかねばなりません。普段から危険なものを運んでいるという自覚を持つことと、最低限の緊張感を保っておくことが求められるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人決められたルートを定期的に走るうち、お客様先の方たちと顔なじみになっていくのも同社ならではの楽しみのひとつ。気持ちの良い挨拶や世間話を心がけられる方は向いています。
向いていない人社内外での関係構築を大切にして、常に安全に・確実に製品を届けられるような体制を心がけている同社。人と協力し合うことのできない、一匹狼タイプの方には向かないでしょう。