取材から受けた会社の印象
マーケティングリサーチ会社として、創業50年超の歴史を持つ同社。独自の専門教育を行なった調査員を全国に約900名抱え、覆面調査やインターネットリサーチをはじめ、電話調査や郵送調査、グループインタビューなど豊富な手法による多様な調査を提供しています。そのネットワークは日本国内にとどまらず、海外にも広げているのだそう。
また、同社の親会社『インパクトホールディングス』は東証マザーズ上場企業。自社で調査を手がけていたものの、同社の事業規模やノウハウを求め、2019年に同社をグループ傘下に加えました。2021年現在、同グループのクライアントは民間の大手企業各社をはじめ、官公庁や報道機関など約1500社。同社単体でも、約800社から日々多くの依頼が寄せられているのだと言います。自分のリサーチした情報が、世の中のあらゆる商品やサービスを向上させている。同社なら、そんな貢献性を強く実感できそうです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■クライアント企業だけでなく、社会にも貢献できる仕事です。
リサーチャーが調査・分析したデータを元に、クライアント企業の商品やサービスが改良されていきます。例えば、「お客様満足度を向上させたい」という大手飲食チェーンには、各店舗に複数回、覆面調査員を派遣。その度に「説明は不足していないか」などサービスの質に関する情報を収集して、調査員の感想や総合評価のグラフなどを企業に提出しました。結果、調査結果を見たスタッフたちは「前回よりも評価が上がってる!」とモチベーションが向上。もちろん、一般顧客の満足度も向上しました。国内約800の顧客から依頼が寄せられる同社なら、世の中のあらゆる商品やサービスにも大きな影響を与えられるはずです。
リサーチャーが調査・分析したデータを元に、クライアント企業の商品やサービスが改良されていきます。例えば、「お客様満足度を向上させたい」という大手飲食チェーンには、各店舗に複数回、覆面調査員を派遣。その度に「説明は不足していないか」などサービスの質に関する情報を収集して、調査員の感想や総合評価のグラフなどを企業に提出しました。結果、調査結果を見たスタッフたちは「前回よりも評価が上がってる!」とモチベーションが向上。もちろん、一般顧客の満足度も向上しました。国内約800の顧客から依頼が寄せられる同社なら、世の中のあらゆる商品やサービスにも大きな影響を与えられるはずです。
厳しさ■調査員が確保できなければ、自分が調査に赴く場合もあります。
調査結果の提出には必ず納期があります。そのため、調査員の方の都合がつかず人員が集められない、急遽キャンセルされてしまった…というときには、SNSで友人・知人に声を描けたり、自分で調査を行なったりとリカバリーに奔走するそうです。さらに、大手企業各社から依頼を受けている同社は、「毎月、定期調査をして欲しい」という要望や、「1度に500人分のアンケートが欲しい」という大規模な依頼も多数。予定外のトラブルだけでなく、「そもそも人を集めるのに苦戦する」ということも少なくないでしょう。「スマートなデスクワーク」をイメージして入社すると、そうした地道な部分に大きなギャップを感じることになりそうです。
調査結果の提出には必ず納期があります。そのため、調査員の方の都合がつかず人員が集められない、急遽キャンセルされてしまった…というときには、SNSで友人・知人に声を描けたり、自分で調査を行なったりとリカバリーに奔走するそうです。さらに、大手企業各社から依頼を受けている同社は、「毎月、定期調査をして欲しい」という要望や、「1度に500人分のアンケートが欲しい」という大規模な依頼も多数。予定外のトラブルだけでなく、「そもそも人を集めるのに苦戦する」ということも少なくないでしょう。「スマートなデスクワーク」をイメージして入社すると、そうした地道な部分に大きなギャップを感じることになりそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人顧客が抱えている課題をヒアリングで見極めたり、この企画がベストだとプレゼンしたり、調査員に調査内容を伝えたりと、コミュニケーション力が求められることの多い仕事です。そのため「会話から相手の意図を汲み取れる方」「自分の思考を論理的にアウトプットできる方」に向いています。
向いていない人「企画やデータ分析だけを担当したい方」は、仕事内容とのミスマッチを感じるかもしれません。リサーチが主体の仕事であり、人が足りない場合にはSNSで自分の友人・知人に声をかけ、自分が調査員として現場へ足を運ぶこともあります。