取材から受けた会社の印象
『足場』や『仮囲い』といった仮設資材は建設現場にとって必要不可欠なもの。同社はそれらのリース・レンタル業の先駆者として、50年以上におよんで建設業界を支えてきました。
仮設資材の国内流通量は約4000億円で、同社はその3分の1を保有しています。さらに全国120ヶ所にある拠点のネットワークによって、お客様が必要なときに必要な量の資材を提供するなど、まさに『機材の銀行』を実現。業績も業界トップクラスを収めています。
そして1974年には仮設ハウスやオフィス用品のレンタルをスタート。さらに2002年には社会的ニーズが高い物流機器や介護用品のレンタルにも参入しました。
建設・物流・介護とジャンルが異なる商材ですが、これまで培ったノウハウのおかげで、どの事業も好調だそうです。複数の事業を展開し、安定した基盤を持つ同社なら、腰を据えて働くことができそうだと思いました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい膨大な商品を覚え、スムーズに問い合わせ対応ができるようになったとき、自身の成長を感じるでしょう。また、「こんな工事を予定しているけど、ピッタリな資材はありますか?」とお客様から相談を受けることもあるとのこと。無理に答える必要はなく、営業に振って大丈夫なのですが、「こんな資材がありますよ」と提案ができたときは営業事務としてレベルアップしたことを実感できそうです。
厳しさ基本的には問い合わせ対応と注文内容の入力がメインです。しかし、電話で資材の詳細について質問を受けたり、倉庫に在庫がなかったりと1つの対応に長時間かかることも珍しくないとのこと。また、12月から3月にかけては繁忙期となるので、普段より問い合わせが増えがちになるそうです。慌ただしくなれば焦りが生じるものですが、発注の内容を間違えるわけにはいきません。落ち着いて、一つひとつしっかりと対応する力が求められるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人問い合わせ対応がメインなため、事務デビューしたいという方にピッタリです。仮設資材をメインに50年以上にわたってリース・レンタル業を営んできた企業なので、建築関係に興味がある方や安定企業で働きたいという方も向いているでしょう。
向いていない人お客様は建設業の方が中心です。業界柄、職人気質の方が多いためか、中には荒い言葉でお話される方もいるとのこと。一言一言を深く気にしてしまう方や、切り替えが苦手な方はミスマッチとなりそうです。