取材から受けた会社の印象
前職で水産事業に従事していたノウハウを強みに、現社長が2002年に立ち上げた同社。東南アジアを中心に生産拠点を構え、幅広い加工食品を輸入しています。中でもミャンマーでのエビの輸入事業には大手商社より早く参入し、シェアはトップクラス。この事業が高く評価され「2020年はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選ばれました。
営業担当として商品の魅力を最大限伝えられるよう、試作品をお客さまに食べていただくことも重要です。社員の中には「食」へのこだわりが強く、朝6時に出社して試作品を調理する方もいるそう。それだけ頑張ってくれている社員の思いに応えようと、同社では働きやすさにも力を入れています。直行直帰もOKですし、今後は時短勤務や在宅勤務など、制度をさらに整えていきたいとお考えです。
強固な経営基盤と働きやすさの両方を兼ね備えている同社。未経験から業界デビューするのにうってつけな環境だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい日本のお客さまのご要望を聞き、海外の生産工場と協力して良い商品を企画・製造し、市場へ送り込む仕事です。店頭に自分が担当した商品が並んでいる様子などを目にすると、「この仕事をやっていて良かった」と思えるそう。日本の食卓に目に見える形で貢献できることは、大きなやりがいになるでしょう。
また、水産加工食品の業界は狭い世界。そのため専門知識を身につけると「ミャンマーからの輸入のことは〇〇に聞こう」など、名指しでビジネスの相談がくるようになることも。個人のポジションが確立でき、スキルを社内外の人々に認めてもらえることも、やりがいにつながるとのことです。
また、水産加工食品の業界は狭い世界。そのため専門知識を身につけると「ミャンマーからの輸入のことは〇〇に聞こう」など、名指しでビジネスの相談がくるようになることも。個人のポジションが確立でき、スキルを社内外の人々に認めてもらえることも、やりがいにつながるとのことです。
厳しさ業務上、海外の生産工場とのやりとりが多く発生します。文化が異なるため、中には乱暴に感じてしまうような接し方をしてくる人も。そういった人ともうまくやりとりし、個々に合わせたコミュニケーションをしなくてはならない厳しさがあるでしょう。また、時差を配慮しなくてはならないため、しっかりとしたタイムマネジメントが求められる厳しさもあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人さまざまな食品素材や加工食品を扱う仕事です。純粋に「食」に対する興味がある方に向いているでしょう。また、扱う商品はすべて海外調達。そのため英語を学ぶことに、苦手意識がない方にも向いています。
向いていない人一人前になるまでに、早くても3年はかかります。そのため根気強く業務に取り組めない方には、向いていないかもしれません。また、国内はもちろん海外拠点とも関わりがあるため、高いコミュニケーションスキルが必要。好印象をもってもらえるような対応ができない方にも、向いていないでしょう。