取材から受けた会社の印象
普段よくタクシーを利用する取材者。思い返せば、タクシードライバーの方は年齢層が幅広く、定年退職したあと勤められる方もいるという印象を持っていました。実際にはタクシードライバーってどんな人が働いているのだろう。その疑問を取材で率直にお聞きしてみました。
「最近は、営業職や技術職からの転職が多いですね。責任や勤務時間に対して待遇が見合わないことなどが理由のようです。営業職だった社員に聞くと、前職は残業含めて1日10時間以上の勤務が毎日なのに、月収30万円に届かなかったと。ところが当社の場合、月12回の勤務で月収30万円以上が可能になります。みんな転職してくるまで、タクシードライバーがこれほど効率よい仕事だと思っていなかったそうです。最近は20~40歳の若い人も多く入社し、和気あいあいと楽しくやっています」
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいやればやるほど、収入をアップさせることが可能です。中には入社から数ヶ月で月収30万円を超えたドライバーもいるそう。それには何かコツなどが必要なのではなく、無線で入る迎車の連絡にコツコツと応えていくことが大事です。コツコツ、モクモクとやることが、収入へと結びつく仕事なのです。
厳しさときには酒酔いした人が乗ってきたり、クレームを言われたりすることもあるようです。京成電鉄グループの看板を背負っているということもあり、どんなお客様にも真摯に対応していかなければいけません。乗客を選ぶことができない…という厳しさがあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人運転や人と接することが好きな人は向いている仕事です。まずは、安全な運転ができるかどうかが重視されますが、「会話や接客が好き」という人が向いているでしょう。また、タクシードライバーは個人で動く仕事です。自分のペースで働きたい人にも向いています。
向いていない人上記の通り、運転の安全性が同社では重視されます。そのため、日頃の運転の荒い人や渋滞などですぐにイライラしてしまう方には向きません。