取材から受けた会社の印象
13年前、4代目の代表取締役に就任した上野社長。元々同社の取引先である花屋で働いていた上野社長は、式の良し悪しが大きく分かれる業界のあり方に疑問を持ち、顧客満足を追求することへ事業の舵を切ったそう。式の華やかさ・荘厳さや、それに伴う売上・利益ではなく、ご家族様や参列者の方々が本当に満足できるお葬式づくりを大切にしています。
そんな上野社長は、就任から様々な面で会社の変革を実施。 “故人様らしさ”を取り入れた式の実施をはじめ、今では主流になった家族葬(近親者のみで執り行なうお葬式)にもいち早く対応し、専用ホールも展開。また「葬儀はわからないことが多い」という方のために、「終活講座」などのセミナーやイベントも多数開催しているそう。そんな取り組みの甲斐あって、現在エリアではトップクラスの実績を誇る事業者へと成長。地域の方から“第一想起”される存在として、今後も安定した経営が期待される企業です。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい▼ご家族様の悲しみや不安に、そっと寄り添います。
「初めての葬儀で右も左もわからない」という方が大半を占めるお葬式。故人様が亡くなった後の手続きや各所への連絡など、ご家族様はお葬式を滞りなく進めるだけで手一杯です。そんな中だからこそ、ご家族様がリラックスできるようにお茶を淹れたり、故人様の想い出話を聞きながら一緒にお話ししたり、些細な心遣いが大切。一連の式が終わったあと、ご家族様の方から「◎◎さんのおかげで感動できる式になった」と感謝のことばをかけていただくことも多く、中にはお手紙を送ってくださる方もいるのだとか。大切な人との別れを、自分が支えられることに仕事の意義を感じられるでしょう。
「初めての葬儀で右も左もわからない」という方が大半を占めるお葬式。故人様が亡くなった後の手続きや各所への連絡など、ご家族様はお葬式を滞りなく進めるだけで手一杯です。そんな中だからこそ、ご家族様がリラックスできるようにお茶を淹れたり、故人様の想い出話を聞きながら一緒にお話ししたり、些細な心遣いが大切。一連の式が終わったあと、ご家族様の方から「◎◎さんのおかげで感動できる式になった」と感謝のことばをかけていただくことも多く、中にはお手紙を送ってくださる方もいるのだとか。大切な人との別れを、自分が支えられることに仕事の意義を感じられるでしょう。
厳しさ▼慌ただしく準備を進めながらも、配慮は欠かせません。
日常の中で急に必要となるお葬式。一般的には故人様が亡くなった翌日にお通夜を、2日後には告別式を執り行なうため、準備に時間の余裕はありません。さらにお葬式のカタチは故人様の数だけ存在します。お亡くなりになったのは自宅か病院か、宗派はどこか、会場はホールか寺院か、何人規模の式になるか…など、一つとして同じ流れで進むことはありません。また“故人様らしさ”を取り入れた式を大切にする同社だからこそ、そんな時間の合間を縫って、故人様が生前好きだったお店の品やお花を手配するなど、準備することも多くなります。そのような切迫した中でも、大切な人を失ったご家族様の気持ちに寄り添いながら冷静・丁寧に必要なことを説明し、物事を前に進めるのが葬祭ディレクターの役割。ご家族様へ配慮しながらも、様々な準備を同時並行で進める大変さがあります。
日常の中で急に必要となるお葬式。一般的には故人様が亡くなった翌日にお通夜を、2日後には告別式を執り行なうため、準備に時間の余裕はありません。さらにお葬式のカタチは故人様の数だけ存在します。お亡くなりになったのは自宅か病院か、宗派はどこか、会場はホールか寺院か、何人規模の式になるか…など、一つとして同じ流れで進むことはありません。また“故人様らしさ”を取り入れた式を大切にする同社だからこそ、そんな時間の合間を縫って、故人様が生前好きだったお店の品やお花を手配するなど、準備することも多くなります。そのような切迫した中でも、大切な人を失ったご家族様の気持ちに寄り添いながら冷静・丁寧に必要なことを説明し、物事を前に進めるのが葬祭ディレクターの役割。ご家族様へ配慮しながらも、様々な準備を同時並行で進める大変さがあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人ご家族様の想いに寄り添ったお葬式づくりを大切にする同社。売上や利益だけではなく、感動できるお葬式をつくりあげてほしいという方針です。故人様の想い出の品などもお葬式に取り入れ、式が終わったあとにはご家族様から感謝のことばをいただける機会も多いのだそう。人生の節目を支える仕事がしたい、自分の業務を通じて感動をつくりたいと考える方に適した仕事でしょう。
向いていない人お葬式の性質上、時間の余裕を持って準備できることは基本ありません。明日・明後日に迫った式に向けて、様々な準備や手配を行なうことが葬祭ディレクターの役割。臨機応変な対応ができない方、時間に追われることが苦手という方には向きません。