取材から受けた会社の印象
三浦工業のボイラは、実に全国6万5000台もの導入実績があるそうです。そんな同社のメンテナンスサービスは、なんと年中無休の24時間対応。その秘密は、最先端のIoT技術を駆使したオンラインセンターによる遠隔監視システムにありました。オンラインで常にデータを取得し、異常な高温や水圧の低下などを検出すると自動的に警報が入る仕組みです。夜間及び休日や担当拠点が不在の場合でも、別のメンテナンス拠点や本社ZISオンラインセンターで早急に対応します。また、フィールドエンジニアには1人1台タブレットが支給されており、事務所に戻らなくてもいつでもどこでも情報をいち早くキャッチできます。またそのタブレットから事務などの作業を行なうことも可能なため、業務の効率化につながっています。こうした柔軟な社内体制があるからこそ、同社は61年という長きにわたりお客様から選ばれ続けているのだろうと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい自分が身につけた知識や技術で、専門家としてお客様から頼りにしてもらえることがやりがいです。トラブルが発生した時に限らず、老朽化が進んでいる部分を事前に発見したり、より長持ちさせるためのポイントをお伝えしたりと、フィールドエンジニアの知識はお客様にとっても驚きや発見に繋がるものが多いと言います。何度も足を運んでいるうちにお客様からの信頼を得ると共に、知識を十分に身につけていけば、省エネ、環境保全の観点からもアドバイスできるようになるそう。トラブルを防いだり故障した部分を修理した時はもちろんですが、プラスαの提案でお客様に喜んでいただけた時には、大きなやりがいを感じられるとのことでした。
厳しさあなたが取り扱う商品はボイラをはじめ、水処理・食品・メディカル機器など幅広い分野にわたります。またカテゴリーは同じでも用途や目的によって商品の種類は様々。長い歴史を持つ企業だからこそ、メンテナンス現場で遭遇する過去の商品の数も多くなります。全ての商品について知り尽くすのはベテランの方でも難しいのだとか。どんなに経験を積んでも日々の勉強が欠かせないのは、この仕事ならではの厳しさだと言えるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人各営業所のベテランの先輩のもとで、今まで培ってきた知識や経験を活かし、じっくり技術を身につけていける環境です。仕事を進めながらも知識が増えていきますので、学んだことをすぐに行動に移せる方や手先が器用な方に向いています。また、手に職をつけたい方や自分の技術を磨いていきたいとお考えの方に向いています。
向いていない人主体的に行動出来ない方、分からないことを自分から質問できない方には向いていません。