取材から受けた会社の印象
実は、現在注目を集めている建設技術者派遣事業は同社の新規事業。かつて飲食事業でスタッフ1000名の規模まで大きく成長させてきたのが、株式会社Styleなのです。
近年の建設ラッシュにより、ニーズは拡大していることから新規事業としてスタートをしたとのことです。新規事業と聞いて「まだ整っていない部分も多いのでは?」と感じた方もいるかもしれませんが、資格取得の為の費用を会社で負担したり、転勤のないプロジェクトに配属されたりと、働きやすい環境は十分に整っています。
そして今回、新たな仲間となる施工管理の採用人数は年間150名を予定しているとのこと。同期がたくさんできやすいのも、転職者にとっては安心できるポイントかと思います。後から輪の中に入っていく難しさを感じることもないでしょう。
この時代に求められ、この先のキャリアにも良い影響を与えそうだと感じる、活気に満ちた会社でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい同社では今後、ゼネコンからの様々な依頼に応えていきたいと考えられているそうです。土木系はもちろん、商業施設や住宅・マンションなど、さまざまな建設に携わる中で「地図にも記憶にも残る仕事」として達成感を得られる機会があるでしょう。たとえば大型の商業施設。1日に何千・何万人の人が足を運ぶ施設を完成させられたことを誇りに思えるはずです。住宅やマンションであれば、施主さんの近くで仕事をするからこそ、そこに住む人から直接的に感謝の言葉をいただける機会もあるでしょう。プロジェクトが終わるたび「自分が手がけた構造物が歴史に残っていく」「誰かの役に立っている」という喜びを感じられます。
厳しさゼネコンの元請けであるだけに、管理するプロジェクト規模は非常に大きくなるそうです。たとえば職人さんの数だけでも数十人にのぼるケースも珍しくないのだとか。CADでの図面作成などがないぶん、現場における管理は忙しくなるでしょう。限られた時間で安全や品質の管理をしなければならないことに、はじめは焦りやプレッシャーを感じます。
この仕事の向き&不向き
向いている人多種多様な建設プロジェクトに携わる機会があります。だからこそ「スケールの大きな仕事がしたい」「施工管理として活躍しながら定年まで長く働きたい」という方に向いています。
向いていない人どんなに経験やスキルがあっても、施工管理は1人で完遂できる仕事ではありません。現場の慣習を理解したり、職人さん1人ひとりを覚えたり、自分から現場に溶け込む努力が必要ですので、協調性やコミュニケーション力に自信のない方には向きません。