取材から受けた会社の印象
フランス本店に訪れたかのような店内で、取材者も実際に紅茶を選んでいただきました。さまざまな茶葉の香りを試させてもらいながら、お気に入りの茶葉を見つけることができて大満足。それにしてもスゴイのは、店員さんの知識量。「この茶葉は◎◎の農園で取れるもので~」「中国茶をベースに◎◎のフレーバーを加えています」など、よどみなく説明いただき驚きでした。皆さんは以前から紅茶に詳しかったのかと尋ねてみると、決してそんなことはないそうです。
店員さんの多くは「紅茶は普通に好き」レベルで、特に知識もなかったそう。むしろ紅茶専門店で働いていたような方ではなく、インストラクターやホテルのフロントなど異業界出身者が多いことに驚きました。知識がなくても紅茶の知識を深めたいと楽しんで勉強できる方が活躍しているとのことです。専門的な仕事ですが、この仕事で身につく接客サービスや提案力はどの仕事でも活かせそうだと感じます。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい店舗には500種類を超える茶葉があるため、お客様が自分で好きな紅茶を選び出すのは至難の業。そこで求められるのが、紅茶に関する深い知識を持ち、紅茶選びに適切なアドバイスができる販売アドバイザーの存在です。知識を身につけるのは一朝一夕で叶うことではありませんが、専門職として自分の中に知識が増えていく手ごたえを感じられるでしょう。
何よりやりがいに感じるのは、自分がお勧めした紅茶をお客様が信用してお買い求めくださった時だそうです。また、後日にご来店されて「あの時あなたにお勧めしてもらった茶葉、とても美味しくてまた買いに来ました」とリピーターになってくださることもあるそう。紅茶という一つの道を究めていく面白さと、自分の知識でお客様の役に立てる喜びが、魅力のお仕事のようです。
何よりやりがいに感じるのは、自分がお勧めした紅茶をお客様が信用してお買い求めくださった時だそうです。また、後日にご来店されて「あの時あなたにお勧めしてもらった茶葉、とても美味しくてまた買いに来ました」とリピーターになってくださることもあるそう。紅茶という一つの道を究めていく面白さと、自分の知識でお客様の役に立てる喜びが、魅力のお仕事のようです。
厳しさ紅茶に関して知識を覚えるには、単に暗記をすれば良いというものではありません。まさにソムリエのように、茶葉の生産地や生産方法を知ることはもちろん、茶葉の香りを覚える、試飲して味わいを表現できるようにするなど、一つの茶葉に対して深く広い知識が求められます。これらの知識がないと、表面だけの提案となってしまい、紅茶に詳しいお客様にご納得いただける接客はできません。最初のうちなど、販売アドバイザーの自分よりお客様の方が詳しいことにショックを受けることもあるとのことでした。
この仕事の向き&不向き
向いている人紅茶に興味があることはもちろんですが、その上で一つのことを突き詰めることが好きな方、スペシャリストとしての働き方に興味をお持ちの方に向いています。一朝一夕で知識を身につけられるわけではなく、最初の1年間はコツコツと茶葉について勉強をする期間となります。このような勉強を面白いと思える方には天職と言えるでしょう。また、海外のお客様も増えているので、英語や中国語を話せる方は活かすことができる環境です。
向いていない人お客様の味のお好みなどをしっかりと伺った上で、最適なものを提案するというコミュニケーションが大切になる仕事です。お客様とのやりとりが苦手な方には向かないでしょう。また、マリアージュ フレールは世界でも最高峰と呼ばれるブランドです。ブランドイメージに合った丁寧な接客サービスができない方にも向きません。