取材から受けた会社の印象
「エンジニアの仕事の成果も実力も、ちゃんと評価したいんです」というのは、笠原代表のお言葉。取材で印象に残ったのは、その言葉の通りのクリアで明確な評価基準でした。同社の評価基準はシンプルに、担当案件の単価。そしてその評価は、自社開発のシステムによって社員さん自身がいつでも閲覧できるようにしています。しかも還元率も71%~76%と高め。そのため、評価への不満も生まれづらく、自身の現在地を理解して前向きに努力しやすい環境がありました。
それに加え、同社ではエンジニアの方が実力を発揮しやすい環境整備も行なわれています。例えば、SES業界でつきものの日報や提出物はナシ。また部下や後輩の育成も業務に含まれません。そのせいか、「案件に集中できそうだから」と転職してきた例は多いとか。多くのエンジニア経験者が選び、定着している同社なら、安心して働けそうです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい評価基準が明確なため、スキルを磨けば磨くほど収入を充実させることができます。また、そのための時間を確保できる環境づくりも万全。同社はフリーランスのような自由度の高い働き方を採用しているため、日報の提出や部下の育成といったプロジェクト業務以外の業務で手が取られることはありません。しっかり休養を取ったり、スキル磨きやキャリア形成に時間をかけたりすることも充分可能。働きやすい環境で成長し、その頑張りがしっかり評価や給与に反映される点がやりがいです。
厳しさ自由に働ける魅力はありますが、反面、自己管理が求められます。担当案件の単価によって評価や収入が決まる完全実力主義の社風のため、案件単価がアップしないことには収入も高めることはできません。自発的に情報をキャッチアップして必要とされそうなスキルを磨いたり、そのための環境を自身で整備したりと、自己管理能力が求められます。
この仕事の向き&不向き
向いている人案件の選択権が100%エンジニアにあるように、案件も働き方も希望とする内容に最大限寄り添ってくれる環境です。自分の意思や意見を持っている人、自由な環境が好きな人は向いているでしょう。
向いていない人理想と思う環境に近づくための支援はしてくれますが、良い意味で実力主義のため周囲の人に流されやすい人や指示待ちの人は向かないでしょう。