株式会社アスクラストの業界専門誌『月刊スマートハウス』の記者│取材先はハウスビルダーや住宅設備メーカー、各省庁など。（1040049）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

都内某日。この日も経産省・国交省・環境省等が設けた委員会による「省エネ住宅普及に向けた会議」が開かれた。日本経済を発展させつつ温暖化防止につながる会議であり、国の研究機関が試算したデータ・資料をもとに重要な決断が下される。その資料の中にある一冊の本。当社発行の『月刊スマートハウス』だ。

住宅・建設関連の業界誌は数知れず。だが省エネ機器等次世代の住宅エネルギー情報に特化した業界誌は『月刊スマートハウス』を除きゼロに等しい。その専門性の高さ故、住宅・建設の視点から環境問題の未来を見通す情報源として、また行政主導の施策立案やその問題点を知る資料として重宝されている。

目まぐるしく動く住宅エネルギー業界。省エネ住宅の普及率に疑問を抱けば自らの意思でハウスビルダーに足を運び、省エネ住宅の建設における問題をあぶりだす。明らかになった課題は記事となり、ひいては行政への問題提起につながり、国を動かす議論を前へと進める一助となるのだ。

住宅エネルギーの観点から日本の未来を考える。それが国をも動かす力になるのだ。