株式会社COCO・NICEの訪問介護スタッフ（重度訪問介護の現場で、たんの吸引や胃ろうを専門的に行ないます）（1032018）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

介護の道に進むと決意したとき、「利用者様と向き合おう」と誰もが心に決めるはず。けれど実際は多くの人が、たんの吸引などの命に関わる医療的ケアを「怖いから」と避けてしまいます。それは本当に、“向き合っている”といえるのでしょうか。

例えば、ALSや筋ジストロフィーの方は、たんが詰まっただけで命の危険に晒されます。体を動かせない方は、口に咥えた棒でベルを鳴らし、眉を上下させ「苦しい」と伝えます。こちらに必死で訴えかけてくる眼差しを前にして、私たち介護職員が怖気づくわけにはいかない。そんな思いで今年8月に立ち上げたのが、たんの吸引や胃ろうを専門的に手がける訪問介護事業所『soraケアセンター』です。

初めてケアを施すとき、緊張して当然です。最初は見ているだけでも構いません。あなたの不安がなくなるまで、付きっきりでフォローします。ケアを終えると、利用者様の表情がふっと穏やかになる。瞬きや首の動きで「ありがとう」と伝えてくれる。安心した様子でまどろみ始める。振り絞ったあなたの勇気が、命をつないだ証です。