中部飼料株式会社（東証一部上場）の営業　★畜産物の品質を決める飼料の提案｜業界シェアトップクラスの飼料メーカー（1017883）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

正解はタピオカ。トウモロコシと比べて、より豊富に含まれるオレイン酸が、豚肉のうま味や甘みを強めるから。エサの配合を見直してタピオカを与えることで、オレイン酸の摂取量を増やし、畜産家の“おいしい豚肉を生産したい”という要望にお応えした事例の一つです。

エサで変えられるのは、肉の味だけではありません。例えば、豚肉の臭みをやわらげるために、純植物性原料のみの使用に。また養鶏の場合、卵を大きくするために、大豆かすの割合を高めに。タンパク質を多く摂ることが卵の成長を早めます。畜産家の悩みに合わせてエサを提案するのが、中部飼料の営業です。

エサは食べやすさも大事。栄養成分を計算して配合しても、食いつきが悪いと意味がありません。実際の畜産現場でどのように給餌されているのかを営業は現地まで見に行きます。粉末状か、フレーク状か、それともペースト状か。家畜が好んで食べるエサの形状を考えることも、飼料造りに欠かせません。

家畜を健康的に育てる畜産家と、エサを提案する営業。力が合わさって、おいしさはつくられます。