仕事内容 |
核融合実験炉の開発プロジェクトスタッフ(総合職|プラントエンジニア、システム設計、運転保守、管理等) ITER機構は世界のエネルギー問題を解決するため、核融合実験炉の建設を進めています。募集ポストは実験炉の建設における設計、開発、計測、計画管理、品質保証、管理など多種多様。あなたの経験や能力に応じたポストにご応募いただきます。
【具体的な業務内容】 ■システム開発業務 制御システム、遠隔保守システム、加熱システム、分光システム、アプリケーションなどの設計、開発、実装、保守、運用などを行ないます。
■核融合炉の設計・開発業務 冷却装置、プラズマ加熱用装置、ダイバーター、遠隔保守装置、計測ポート等核融合炉を構成する機器の組立て・インターフェイス管理などを行ないます。
■施工管理業務 核融合実験炉の建設における請負業者、ステークホルダー、建設マネージャー及びITERスタッフが、適切かつ期限通りに完了を迎えられるよう、安全やスケジュールの管理をします。
■その他管理業務 ベリリウムなど、建設に伴う必要な素材の調達とその契約管理を担当します。またプロジェクト内で使用されるツールの技術面でのサポートを行ないます。
※最新の募集ポストについて ポストは日々変動しております。まずは国内機関のJADAにご登録いただき、最新の募集ポストを参照してください。また併せてこちらのURLもご参照ください。(http://www.fusion.qst.go.jp/ITER/staff/page6_2.html) |
応募資格 |
大卒以上
<大規模産業プラントでの経験歓迎> ■大卒以上 ■ビジネスレベルの英会話スキルを有する方 ■各業務に見合った実務経験、資格を有する方 ~具体的には~ ・計装制御システムなどの調達から運転に至るまでの一貫した業務経験 ・原子力関連機器の設計・製造・組立て ・原子力プラントの運転保守管理の実務経験 ※上記以外も活かせる経験・知識・スキル等がございます。まずエン転職からご応募ください。
◎核融合関連の知識・経験が不問の場合もあります。 分野に応じたポストにご応募いただくので核融合の知識は必須ではありません。
◎スペシャリストとして活躍できます。 メーカー、研究機関など様々な経験を持つ技術者が活躍中。責任範囲が明確なので、雑務に煩わされず仕事に集中できます。
<スタッフの以前の職歴> ■ニュークリアエンジニア ■プロセスエンジニア ■ソフトウェアソリューションアーキテクト
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募集背景 |
■人類の課題解決に向け、世界の英知を集結させる。 核融合エネルギー実用化は、エネルギー問題・環境問題を解決する技術として期待されています。燃料は海水からほぼ無尽蔵に抽出できる点、二酸化炭素排出など環境汚染リスクが圧倒的に低い点などが理由です。しかし核融合炉の完成と運用には、解決すべき技術的な課題が数多く残されているのが現状です。
ITER機構は、核融合実験炉の開発を日本・欧州・ロシア・米国・韓国・中国・インドの7極によって推し進める共同プロジェクトです。積極的にプロジェクトに参加している日本ですが、現在は日本人のスタッフが少ない状態。そこで今回20名以上の積極採用を行なうことになりました。 |
雇用形態 |
契約社員
契約社員(任期5年のITER機構の正職員)
※契約更新後同一ポストに継続で就任するか、異動するか、退任するかは、契約更新時にITER機構とのすり合わせにより決定します。過去の実績では契約更新をする職員や、国連など国際組織へ転身する職員などがいます。
<任期終了後の就職先実績> 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 三菱重工業株式会社 株式会社トヤマ 特定非営利活動法人国際教育交流協議会 等 |
勤務地・交通 |
■ITER機構(南フランス) 13067 St. Paul-lez-Durance (France) フランス サン=ポール=レ=デュランス 13067
※転居費用支援や、家族手当、お子様の教育手当など、移住支援制度が充実しています。詳細は『福利厚生欄』をご参照ください。 ※日本人が多く住む都市はマノスクとエクサン・プロバンスです。マノスクの国際学校は授業を無料で受けることができます。
交通
<日本人職員が多く住む2都市からの交通> ■マノスクより車で約30分 ■エクサン・プロバンスより車で約40分
※マイカーやITER専用の通勤バスでの通勤が可能です!
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勤務時間 |
変形労働時間制(週40時間) ■シフト例 8:30~17:30 ※残業は多くとも週20時間以下の方が多いです。 |
給与 |
年俸制45,000~117,163ユーロ+各種手当 ※日本円にして約540万円~1400万円(2020年6月2日時点のレートで換算) ※上記金額は各種税金(内部税、年金、健康保険、死亡保険)を差し引いた「手取り額面」です。 |
休日休暇 |
<年間休日121日> ■完全週休2日制(土日) ■祝日 ■年次有給休暇(最大24日間) ■帰国休暇 |
福利厚生・待遇 |
<移住に関わる支援制度> ■着任手当:本人およびご家族の移住にかかる交通費支給 ■転居手当:最高で年俸額の2/12の金額を支給 ■世帯手当:年俸額を12分割し、内6%を月次で支給(イメージとしては月給の6%) ■扶養手当:年間で扶養家族1人あたり3899ユーロ(約46万円) ■教育手当:年間1949~9747ユーロ(約23万円~116万円) ※教育手当の差は、お子様の教育課程を考慮し決定します。 ※上記日本円の金額はすべて2020年6月2日時点のレートで換算。
<社会保険制度> ■年金基金制度 ■健康保険制度(医療費9割補助・入院費は全額補助) ■死亡保険・障害保険制度 ■労災保険制度
<その他の制度> ■昇給制度(随時) ■時間外手当 ■退職金制度 ■カフェテリア ■オフィス内分煙 ■私服勤務OK ■マイカー通勤OK(駐車場あり) |
スタッフの声(1) |
日本人男性/33歳
■なぜITERで働こうと思ったのですか? エンジニアとしての知識やスキルを磨きながら、実用化が期待されている核融合発電プラントの開発に貢献できるからです。
■ITERで働いてから変わったことはありますか? 原子力プラントについての経験や知識を新たに身につけることができました。またポイントを押さえた的確なプレゼン能力も向上したと感じます。
■任期付契約で働くことについてどう思いますか? 日本の正社員として働く方からみるとリスクが高いかもしれませんが、ITERで自分の市場価値を高めるチャンスと捉えて働けば、将来性のある仕事だと思います。 |
スタッフの声(2) |
日本人女性/44歳
■ITERで働くやりがいはなんですか? 将来性の高い核融合発電プラントの実現に貢献できることです。私はこれまで軽水炉プラント、医用原子力プラントに関わり、今回はいよいよ核融合プラントにも携わっています。原子核工学を勉強し原子プラント設計者の私にとって、ITERへの参画は非常に喜ばしいキャリアになると思います。
■任期付契約で働くことについてどう思いますか? 決められた期間で気を引き締めて働くことは大事だと思います。任期内で与えられた任務を確実にこなし、その先の将来は次の世代に活躍してもらうことが、このプロジェクトの成功にもつながっているのではないでしょうか。 |
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