取材から受けた会社の印象
同社を取材して印象に残ったのは、教育体制。同社ではプロジェクト先で活躍される他のエンジニアが名古屋本社に集まり、勉強会を開催しているのです。さらに特徴的なのは、その講師を社員がやっているということ。プロジェクト先で身につけた新しい知識を共有するなど、みんなでスキルアップを目指しています。一見、荷が重く感じるかもしれませんが、社員の方に話を伺うと、人に教えることで理解できている部分・できていない部分、自分の強みや課題をダイレクトに実感できるため、いち早く成長できるのだそうです。
ちなみに経験者同士でコミュニケーションを取るチャンスも多く、飲み会などの懇親会でつながりを持つことも多いのだとか。また資格を取得した際にはお祝い金の支給もあるなど、「みんなで学び、教え合える」環境が整う同社。改めて、“教える”という角度からのスキルアップを魅力に感じた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい数年先に販売される車のシステム開発などを担います。特に自動車分野は自動運転など、新しい機能が続々と開発されています。そうした技術の進化を支えられるやりがいを感じられる仕事と言えます。安全性能など、日々進化していく自動車の未来を知れる、刺激ある環境だそうです。
また未経験者に勉強会を開いたり業務を教えたり、指導する立場になることが多いです。自分がフォローした社員がスキルアップしたり、自分の成長につながることも多く、やりがいを感じられるでしょう。
また未経験者に勉強会を開いたり業務を教えたり、指導する立場になることが多いです。自分がフォローした社員がスキルアップしたり、自分の成長につながることも多く、やりがいを感じられるでしょう。
厳しさあくまでプロジェクト先での開発になるため、自分の思うように業務が進まないこともあるそうです。たとえば指示されたプログラムのコードの内容を確認したくても、複数の関連部署を通さないといけなかったり、煩雑な手続きをしなければいけないこともあるそうです。納期が決められているにも関わらずスムーズに開発を進めることができず、スケジュールが逼迫することもあるかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人常に新しい技術を学ぶ意欲のある方や、“教える”ことを通して自分の知識の棚卸しがしたい方。またお客様や一緒にプロジェクトを進める社員と会話をすることも多いため、コミュニケーションが取れる方に向いています。
向いていない人自発的に勉強をしたり、未経験者にアドバイスをするなど、主体的に行動することが成長への近道です。常に受け身な方や、指示待ちの方には向いていません。