株式会社メンバーズエッジ

設立３期目ということもあり、社内で体育会系のような上下関係を感じることはあまりありません。社長にもチャットツールで絵文字でコミュニケーションを取るようなラフな会社です。拠点によって雰囲気が少し違うようですが、全社を通して人当たりのいい人が多い印象。技術の習得に関してはとても貪欲なエンジニアが多いと感じます。同じチームのメンバー以外と業務でかかわることはほぼないので、拠点が同じでもかかわりがなかったりもします。

みなし残業や裁量労働ではなく、残業代は全額支給です。ただし残業は少なく、平均して月15時間くらいです。そのため、前職でたくさん残業をしていて残業代をもらっていたり、何十時間もの残業代がみなしで含まれていた方などは、手取りが少なくなる可能性もあると思います。ただし副業がOKなので、その分を別のところで副業してカバーしている人もいます。

地方と東京におけるエンジニアの格差をなくそうとしている会社です。エンジニアにとって理想的な案件、先端の技術やモダンな環境で開発ができる案件は東京に集中しており、地方のエンジニアの選択肢は限られているのが現状です。また、地方には２次請け３次請けの会社も多く、条件面でも東京よりもかなり低い給与水準となっていることも多いです。当社は東京のクライアントと直契約のみ、アジャイルを取り入れたモダンな環境の案件のみとすることで、エンジニアにとってやりがいをもって仕事ができる環境を整え、リモート就業の環境を整えることで地方のエンジニアにそれを橋渡ししています。会社が成長し仲間が増えることイコール、地方で幸せに働けるエンジニアが増えることにつながっていると感じます。

大手企業の子会社ではあるが、ベンチャー企業なのでそれほど福利厚生が充実していると感じることはありません。もちろん社会保険や賞与、健康診断など一般的な福利厚生はありますが、退職金などもないですし、大手からの転職だと不安を感じる部分もあるのではないかと思います。

今年度から在宅勤務の制度が導入され、エンジニアも管理部門も全社員が利用することができます。利用頻度は人によりさまざまで、私自身は週に1日しか出社していませんが、ネットワーク環境や自己管理などの理由からあえてオフィス出社をしている人もいます。そのあたりは個人の裁量に任されている印象です。エンジニアはそもそも複数拠点でチームを組んでリモート環境で開発をしていますし、面接などもすべてリモートで行なっていますので、社員全員がリモート就業するに当たって利用するツールなどに慣れており、あまり不便を感じることはありません。特に子育て中の人についてはより柔軟な働き方も可能で、残業も少なく長く働くにはとてもいいかと思います。