仙台市交通局

路線バス運転手は，直接お客様と触れ合う仕事なので，自分の仕事に対するやりがいを実感することが出来る仕事だと思います。バス運転手は，安心安全にお客様を運ぶことが最も大切な仕事ですが，それだけでなく，お客様が快適に過ごせる空間づくりや，自分が運転するバスにまた乗りたいと思ってもらえるような運転操作や接客対応などを意識して業務にあたると，それが感謝の言葉で跳ね返ってきます。「ありがとう」，「頑張ってね」，「今日の運転良かったよ」など，直接言われることは嬉しいだけでなく，励みになります。

キャリア制度が明確に示されているので，目標を持って業務に取り組むことができます。臨時職員としてバス運転手教習生で入社した後，大型二種免許を取得後に嘱託職員となります。そこで一定の経験を積むと正職員登用試験を受けることができ，合格すると翌年度から交通局の正職員として働くことができます。その後も，経験や知識を増やしていき，内部の試験に合格すると，市バスの運営や運行管理業務にも携わっていくことが出来ます。

教習生として採用されると，最初の３か月の間は，臨時職員として自動車教習所に通い（教習費用（50万円）は交通局が負担）バスの運転免許を取得します。この期間は仕事としてバスの運転はしないため，もらえるお給料はバス運転手よりも低くなります。転職される方はそのことを踏まえた上で申し込みをされると良いと思います。

女性の運転手がまだまだ少ないという面はあります。バス運転手には，運転技術だけでなく車内アナウンスや接客接遇も求められますが，女性の車内アナウンスは聞き取りやすい，対応も優しいと思ってもらえることが多く，お客様が安心して乗ってくれる，ゆったりした感じで降りてくれるように感じます。職場でも上司や同僚がよく気にかけてくれ，良い雰囲気の中で働くことが出来ています。女性だからといって働きにくいと感じる部分は特にありません。運転が好きな女性の方，バス運転手として地域への貢献を実感しながら働く仲間になりませんか！？