富士シティオ株式会社

富士シティオ株式会社　採用担当です。
皆様、貴重なご意見、ありがとうございます。

皆様、様々な視点を持たれている中で、やはり働く時間や評価といったところは気になる部分かと思います。私、人事部所属の採用担当者ですので、人事の目線でそこにクローズアップしてお話ししたいと思います。

　現在の当社の休日・残業についてですが年間休日数は１１１日、残業時間はおおよそ全社員の平均で２１時間ほどとなっております。
　残業削減は、働く方々を守るためだけでなく、会社の収益性アップにもつながるとても大きな課題かと思います。
いままでもタイムカードで出勤退勤を行っていましたが、結局タイムカードをスキャンする行動だけですので、1ヶ月のシフトが終わってから例えば”今月40時間がんばった”と後から結果を見る状況でしたが、今は毎月のシフト作成時に20時間を目標に月間の残業計画を立て、毎日確認をするよう変更しております。また、評価においても残業は計画以内で業務を進められているか、という点も項目に加えられております。
　ただ”残業をするな”というだけで減るものではありません。営業部門で行っている業務改善も併せて、目標は”平均ではなくすべての従業員の残業が月に20時間以内”を目指しております。

　残業時間削減も課題ですが、合わせて年収・給与・ボーナスについても課題がございます。
当社では評価制度、賃金規定の改定を行いました。
　役職によっては、役職手当にみなし残業代があったものも撤廃。残業した部下の方が給与が高い・・・、自分がみなし残業分働く分には人件費はかわらないから・・・といった上司が苦労を背負い込むケースは減ったかと思います。
また、管理職の給与テーブルは以前よりも上がりました。
　一方、成果だけでなくがんばりにも報いたいという想いもございます。例えば、計画を立て、管理するのはマネージャー。それに従い行動するのが部下。計画の通りに行動し誰よりもがんばった部下が、計画の結果が振るわなかったからと言って評価されないとしたら、どうでしょうか。

いきなり制度を大幅に変えて、働く方の生活を壊したいとは思っておりません。あえて、ゆるやかにゆるやかに、より働きやすい環境作りを推し進めております。