株式会社デンソーウェーブ

事業での社会貢献：QRコードを開発した会社であり、それだけでも既に大いに社会貢献している。また、某衣料店のレジシステムに導入されていたり、某空港との共同事業なども話があったりと、私自身、その多大なる社会貢献性に魅力を感じ入社した。ただ、その社会貢献的なやりがいを感じられるのは企画系の一部の部門だけであり、大きな期待を持って入社すると痛い目にあいます。はたまた人事部門が適当なので、希望していない場所に配属される可能性が大いにあることを覚悟しないといけません。

多様な働き方支援：残業は月45時間までに収まらなければならないが、多くの人が時間を超えるか、またはフレックスで削るなどして調整している。また、休日出勤が多いためか、月の初めなのにすでに30時間に到達している人が存在した。フレックス制とは言えども、この会社の場合、自由に取れるようなイメージではなく、基本的には前に述べたような勤務時間の調整など、イレギュラーな状況に対して使えるといった内容がちかいのかもしれない。働き方改革で、1日のノー残業デイは比較的推進されているように思えた。

成長性・将来性：将来性として、非自動車部門なので、良く言えばデンソー本社が潰れても残る。悪く言えば、ここだけでも潰れるということです。今のところ、Iotに関わる製品だとかロボットは伸びていく製品だと思いますが、デンソーという名前は付いてはいるが、独自の事をやっている会社なので、デンソーだから安定しているという安易な考えではいられない会社です。また、人事制度では友達にデンソーウェーブの紹介をして面接するという制度があり、誰彼構わず、転職者が希望していないところでも、そのポジションが空いていれば入社させようとする兆候が見られる。そうなってくると、結局会社の将来性が不安。

オフィス環境：みんな黙々と自分の仕事をしているような環境でした。話しかけづらい環境です。私自身の経験では社員に話しかけた際も、忙しそうであまり親身になって聞いてくれる人はいなかったという印象です。無視されることもありました。面談は希望すれば場を設けてくれますので、仕事の悩みがあればそこで伝えることぐらいでしょうか。トヨタ系の会社なので、安全に関するルールはしっかりしていて人によってはやりづらいかもしれません。安定していて、給料良ければ良いという人にはいいかもしれません。

会社の安定性：本体の子会社として抜群の安定性。
係長から昇格試験があるが、基本的には年功序列の給与形態で上がっていく。
上層部の人間はほぼ本体から来ているが課長クラスまでならこの会社で採用された人でもなることは可能。
景気の悪い時期であってもボーナスはそこそこ出る。