株式会社学研エデュケーショナル

事業の強み：
個人別能力別指導を実践しつつ、自学自習が自分でてきる子を育てることを究極の目標としている。
学習コースも乳児から一般社会人にいたるまでの豊富なラインナップが揃ってあり、他社にはコンテンツで負けていない。オンラインの学習コースの開発にも力を入れ、ニューノーマルな時代にも適用していけるよう柔軟なコース展開をおこなっている。

事業の弱み：
塾という特性上、コロナが万円する状況であり、どうしても社会の変化に対応せざるを得ない。また、FCの組織は、多くが家庭と仕事を両立しようとする普通の女性であり、脆弱な組織に立脚していることを意識しておく必要がある。指導者一人ひとりのやる気、考え方、指導力、顧客対応力で、会社の実績が決まると言っても過言ではない。

事業展望：
「学研教室」というFC組織を中心に置き、そのFCの発展を目指しつつ、様々な教室事業を外から吸収しながら、まだまだ大きくなる会社と思う。海外事業を今後拡大しながら、国内のマーケット縮小の中で競合他社より高い評価を得て、海外にも教室設置を拡大していく。また、国内・国外の普及自体は上がっていけるとみている。

入社時の期待と入社後のギャップ：
入社時は、主力が代理店組織による全国の販売網が強みで、代理店担当者として、人が人を動かすという気持ちで促進とマーケットの開拓に挑戦してきた。当時は、学研のおばちゃんと呼ばれる婦人組織への動機づけや研修も行い、代理店へのディーラーヘルプを生業としてきた。しかし、在宅率の低下で、家庭で購入する教材の需要は減り、自分が良いと思っていた商品が売れなくなったのショックであった。

企業カルチャー・社風：
日本の戦後の復興は教育をおいて他ならないという創業者の精神のもと、教育を中心に、様々な分野に挑戦してきた出版社をベースにした会社である。社員には、教育カンパニーとして、社会に貢献するという気持ちが脈々と受け継げられている。現在は、教育と福祉事業の2つの軸を中心としつつ、「幼児、グローバル、DX」をおしすすめている。

勤務時間・休日休暇：
一応、9:00~17:00を基本としているが、フレックス制度を導入している。休日出勤は多くはないが、残業は部署によって過多なところがある。過重残業が続いた場合、産業医との面談があり、上長としては、部下の残業については、注意を払っている。育児休業中の女性社員もおり、そのあたりの理解もある職場だと思う。

多様な働き方支援：
在宅勤務制度は、恒常的な制度とはしておらず、コロナ禍の緊急的なものとして導入している。フレックス制なので、出社は11時までが可、早帰りは15時帰宅ができる。コロナ禍の中ではす、フレックス制のコアタイムが外れているので、柔軟な働き方はできる。副業は禁止している。小さな子どもを抱えている情勢社員には、時短勤務も活用できるように対応している。

オフィス環境：
JR五反田駅から徒歩5分ほどにあり、24F建ての築浅のビルにグループ各社が入居している。フロアによって執務スペースのゆったり感が違う。弊社は少し密な感じである。13Fは社員食堂となっていて、開放的で清潔、雰囲気も良い。会議室や打ち合わせスペースも豊富なほうだと思う。セキュリティもしっかりしていて、IFのゲートと各階の執務室は従業員と入館証を所持した者しか入れない。