株式会社NJS 札幌事務所(東証一部上場)

　上下水道施設は改築更新の時代を迎えています。稼働中の下水処理場を停止させること無く、改築更新していくには、何もないところから建設するのとは違った難しさがありますし、ふるくなった設備と全く同じものに入れ替えるのではなく、少しでもエネルギー効率のよいものを現場状況に合わせて選択していく必要があります。その設計や施工監理に携わることは、ややもすると地味な活動ではありますが、社会貢献を実感できることは間違いないと思います。
　北海道は寒冷地のため、暖房代や冬タイヤ代等は他の地方よりかかりますね。一方でこれだけ温暖化が進行しても冷房は殆どいらない、都内ような通勤地獄も味会わなくて済みます。北海道に暖房手当があるなら、冷房手当や通勤時間の長さ・混雑に対する苦痛手当、九州なんかだと台風直撃手当とか・・・。難しい話ではありますが、そうした地域特性を挙げ出したら、キリが無いし、当社としてはそれらは給与に含まれるとの考え方を取っています。このため、同業の建設コンサルタントの中でもかなり高い給与水準となっています。それから、単身赴任の場合、月1回の帰省手当は出ています。
　事務所間交流としては分野別・テーマ別に東京に集まって研修会等が開催され、その内容も徐々に充実してきています。但し、その頻度はあまり多くはないですし、札幌事務所は東京ほど大人数の技術職がいるわけではないですか、新しい知見・ノウハウの獲得については、こちら側からも、もっと積極的に求めていくべきですね。。。