ダイハツ工業株式会社

勤務時間・休日休暇:
基本残業時間は45時間を超えてはいけないルールがある。年休も取りやすいため、かなりホワイトな企業であると言える。

多様な働き方支援:
リモートワークは部署による。時短勤務も可能。副業は禁止。

福利厚生:
福利厚生は大手企業なだけあって充実している。
正社員ではあれば毎年カフェテリアプランというポイントを頂き、保険や車検、病院での治療費、海外であれば物品の購入にもそのポイントを申請すれば使える。ポイントを使用した際は申請日によって翌月、翌々月に使用したポイント分の金額が給与口座へと振り込まれる。

成長・キャリア開発:
研修は充実していて、社員を育てようとするところは大手、老舗企業としてさすがだと思う。

働きがい:
自動車は何よりも安全を大事にしている。
その気持ちが根強く、ものづくりに対する姿勢は自信を持てるので、働いていて誇らしい。
また、海外で携わった車種が走っている姿を見るとやりがいを感じる。

勤務時間・休日休暇:
年休は最低目標以上をクリアすべく、労働組合や上司から細かくフォローされるので平均取得日数は高い。取得する際も勤怠システムで申請すればよく、業務調整は自分で行う必要があるため希望の日に取れないケースもあるが、取りにくいということはない。
休暇に関しては、工場の操業と合わせているのか、長期連休は長いが、工場と関係のない部門も含め、全社的に平日の祝日は全て出勤となるため、あまり休日が多い感じはしなかった。休日に関してはほぼトヨタカレンダーと同じと思われる。
勤務時間については、歴史のある企業ということもあり、時間外が非常に多い。場所にもよるかもしれないが、36協定の上限まで行っている人も多く、会社に残っている人が多く、会社もそれを評価している。管理職については一部の人を除きになるほとんどの人が長時間労働になっており、休日も仕事をチェックしている模様。

多様な働き方支援:
リモートワークは全社的に取り入れられており、コロナに関係なく当時は6割実施を目標としていたが、社内の仕組みがリモート化されておらず、出社した日にまとめて行うケースが多かった。打ち合わせ等は実際に会うことを重要視していることもあり、そのために出社する人も多かった。また工場等については基本的にリモートワークは制度はあるものの行なっている人は基本的にいない。
時短勤務は育児休業の方ぐらいで、副業は禁止となっている。

事業の強み:
エンジン製造とトヨタとの協力関係が強み。今後ハイブリッド展開を進めて行くが、買い替え需要に対応する為、生産体制を2022年コロナ後の部品不足の解消をいかにスピード感を持ってやるかが課題。

事業の弱み:
国内の軽自動車、小型車だけでは利益率が低く、インドネシア、マレーシアでの海外事業以外でも事業拡大出来るか疑問。企業のブランド力を高め、高級車やEV、予防安全機能など付加価値をいかに付けたビジネス展開が今後出来るかが今後の成長に関わってくると思う。

事業展望:
国内で利益が取れる強みが有るが、今後の成長性は日本国内の人口減少でどうなるか不透明。電気自動車への対応が今後どうなるか政治的な動きに企業が対応していかなくてはならず、軽枠拡大や排ガス規制などが会社の成長に大きく影響したと思うが、半導体の供給不足など今後の流れは読めない不透明感がある。