株式会社クリエテ関西

創刊33年という関西の伝統ある食雑誌の制作において、良い企画さえ提案できれば、権限委譲され、どんどん自分の自由なアイデアやセンスを活かして仕事を進めていくことができるところ。

会社への提言ではないが、編集という業務の特性上、地味なルーティンワーク、締切前の業務処理、ロケハン・取材時の複数の飲食店廻り等、気力・体力を要する仕事でもあります。

近頃は、ネット環境が充実し、利便性から紙媒体活用が低下しがちですが、あまから手帖は写真の美しさや食の薀蓄もあって一定の読者ニーズに応えています。これからも関西の食文化に貢献し、読者が欲しい情報を発信し続けます。

良くも悪くも典型的な子会社です。社員をはじめ管理職は親会社からの出向社員で占められています。プロパーから部長以上の管理職には残念ながらほぼなれません。仕事の基本姿勢はトップダウンスタイル。管理職が決めた方向性を受けてプロパー社員が動く、という流れは典型的な子会社。頑張った社員が適切な評価を受けて、給与に反映されるという評価体制はあまり機能していないようで、意欲がある人には辛いように思います。直近2年の離職者が13人おり、全従業員数が30人に満たない会社でのそれは、その不遇な状況を映しているように思えます。もっとプロパー社員を大切にすれば士気も上がり、いい方向に向かうのに、と見ていて非常に残念に思います。

関西では認知率の高い雑誌を発行しているので、街で見かけることも多く、自分がたとえ下支えでも携わった雑誌が書店やコンビニで売られているのを見かけるのは嬉しさにつながります。また、料理人の方から高い評価をいただいているので、「いつかは載ってみたい」と言っていただけることもあるようで、そういう憧れの雑誌に携われるというのは非常にやりがいにつながります。