株式会社毎日新聞社

勤務時間・休日休暇：
勤務はシフト勤務になっています。（実働7時間15分）
残業時間は月平均１０～２０時間以内で、閑散期であれば残業ゼロの日も多いです。
シフトの都合上、平日に休みになることもありますが、それを生かした休日の過ごし方をしている方が多いです。また、事前に休暇希望を出すこともできますので、休みの計画も立てやすいと思います。

多様な働き方支援：
現在、全社的に在宅勤務に力を入れ始めています。
段階的に様々なビジネスツールを導入しており、これからさらに働き方改革が推進されると感じています。
また、産休・育休の取得／復職実績が多数あり、復職後の時短勤務や、子どもの看護を目的とした休暇制度もありますので、女性の方も比較的安心して仕事に打ち込める環境にあると思います。

オフィス環境：
【立地】東京本社は竹橋駅（東京メトロ東西線）に直結しているため、悪天候でも雨に濡れることなく出社することができます。また、九段下駅や大手町駅へも徒歩圏内で移動可能です。
【建物】東京本社があるパレスサイドビルディングは、『近代建築の傑作』として表彰歴もある歴史のある建物です。建物内には飲食店、コンビニもあります。

事業の強み：
紙の新聞が昔ほど読まれなくなっているのは事実でそれを隠す気はありません。でも考えてください。SNSの時代に本当に信頼できる情報源は何ですか？いいねがたくさんつく記事ですか？いいえ。プロの訓練を積んだ職業的な取材者が執筆した記事が、さらに厳しいベテランの目を通って初めて世に出るのが新聞社の原稿です。コンテンツの力を最大限の強みとしています。

事業の弱み：
紙の新聞を定期購読していただく世帯が減りました。インターネット時代に直面した弱みであることは事実ですが、インターネットの特性にマッチしたビジネスチャンスは十分あると考えています。コロナの時代に薄れつつある、人間の肌感覚に裏打ちされた原稿の温かさや真実に裏打ちされた堅さ。これを伝えることには根気のいる発信が必要です。大量生産で簡単に得られないのが報道機関の信頼です。これは弱みといえるかもしれません。

事業展望：
インターネットに軸足を移しながら、生活全般にコミットするような情報企業としての経営に活路を見いだしています。目で追う活字を載せている媒体が紙であろうと、デジタルデバイスであろうと、私たちの発信する、フェイクでないニュースの本質は変わりません。ここを最も大切にし、よりよいサービスやより親しみやすいインターフェースを目指して媒体（メディア）を鍛え上げていきたいと考えます。

成長・キャリア開発：
職種のデパートといわれる新聞社ですから、いろんな職場でキャリア形成が考えられます。管理職に登用される前には、原則として２本社２部局の経験を要し（専門分野のスペシャリストももちろん育てます）、視野の広い管理職を養成しています。海外だけでなく社外留学の機会もあります。同じ新聞社の中でも、毎日新聞の社員の成長ぶりは目を見張るものがあります。それはなぜか。少数精鋭のため、若くして責任ある立場につく可能性が高く、おのずから温室育ちの社外同世代とは育ち方が違うのです。

働きがい：
社会に対して正義を発信していく。これが新聞社の存在意義です。この誇りを、すべての職場が共有している。それが毎日新聞社なのです。毎日ジャーナリズムを支えることに生きがいを持っている。それがこの会社の社員の特徴ではないでしょうか。収益部門で看板を支えるもよし、技術部門で新しいサイトを構築するもよし。あなたのやる気の数だけ、やりがいを補償します！
ある年の社長が入社式で話した言葉。「君たちはすぐに同級生のだれよりも面白い仕事をすることになります」。これは本当です。

企業カルチャー・社風：
風通しのよい社風は業界でも、あるいは就職活動中の学生さんたちの間でも定着した企業イメージだと思います。多くの若手先輩社員の抱く印象も、おそらくそのようなイメージ通りだと思います。プロの新聞記者が執筆した原稿は、プロの取材デスクや編集者が何重にも張り巡らせたチェックポイントを通過してようやく世界に出るのですから、品質は折り紙つきですよね。多重チェックによる品質というのがまさに企業のカルチャーなんです。

組織体制・コミュニケーション：
上司や先輩に遠慮して言いたいことが言えない、なんてことは絶対にありません。メディア局のコミュニケーションはSLACKというコミュニケーションツールを利用しています。若手がベテランに報告、質問してもすぐにだれかが反応します。時差のないコミュニケーションというのはこの局の特徴ですし、若手同士の連帯感も（おじさんが知らないチャンネルできっと）育まれています。

ダイバーシティ・多様性：
性別、人種、国籍、宗教、ワークスタイル、障害の有無など、多様さを活かし、企業の競争力に繋げる取り組みについて肩肘を張った姿勢は持っていません。聴覚に障害がある新人２人は、コロナ禍にあっても（在宅勤務しながら！）いまでは戦力に育ってくれましたし、局内会議は音声を文字に変換するツールを使い、ごく自然に情報の共有をしています。