西日本旅客鉄道株式会社

育児休暇・産休制度がある。育児給付金も支給されるため、子育て支援も手厚い。養生休暇もあり、女性特有の辛い悩みにも安心して仕事をする事ができるようになっている。但し、まだ管理職は男性が多くを占めているため、若い社員は養生休暇取得の際に躊躇してしまうのではないか。
育児休暇からの復帰の際には、箇所長による面談、産業医の先生・保健師との面談を受けた後の復職となる上、フルタイムで勤務をする事もできるし、短日性勤務も可能であり、家庭の事情に合わせた働き方を選択できる。
男性社員ももちろん、育児休暇の取得が可能。また、復職の際にあれこれ言われることもない。

定められた日までに申請をすれば、年次有給休暇の取得・消化ができる。繁忙期には事前に勤務担当者から時期変更の相談も受けることもあるが、極めて稀な事象。当然ながら、冠婚葬祭による年次有給休暇の申請は優先される。公休日出勤も稀にあるが、当日の勤務者が疾病や負傷等のやむを得ない事象の為、お互い様で腹も立たない。公休日出勤は二回までと決まっており、出勤すれば超過勤務扱いになる上、外せない用事があれば当然断ることもできる。ゆっくり休む事も仕事の一つだ、と言ってくれた上司もいる。

部署によるが、有給休暇の使用しやすさ残業時間の削減など、働きやすさは増してきたと思うし、福利厚生もとてもよい。

夜勤がある点がネックではないか。駅・乗務員系統は酒気帯び旅客対応における第三者加害の恐れが捨てきれない。受傷事故防止には十分な相手方への配慮と自身による対策が必要。
系統を問わず、人身事故の対応をする事もある。
保線系統では、夜間工事に行くこともあるし、夏の炎天下の中に線路巡回・除草作業、冬は寒い中での除雪作業がある。
勤務時間が不規則である事や、決まった時間に食事を摂ることが難しい職場もある事などを考慮すると、所属系統に関わらずある程度の体力が必要。

一つ一つ丁寧ではあるが、一回で行うことが多すぎる為全てが身に付かない点。項目を絞って徹底的にするほうが身に付く。