一般財団法人海上災害防止センター

一般財団法人海上災害防止センター採用担当の北原です。

・専門知識や技能の習得について
　業務には様々な知識や技能が必要となります。資格取得も１つ方法であるとともに個人のモチベーションを高める方法として資格取得を推奨していますが、それで仕事ができるわけではありません。

　当センターの業務の１つである船舶や陸上での危険物の事故対応については、１つとして同じ現場はありません。また、企業の皆様が万が一事故を起こした場合に備え、当該企業の職員や防災担当者が初期対応できる能力を身につけて頂き、被害を極小化できるよう訓練・研修を提供しています。このため、当センターの職員はいろいろな知識や技能を身につける必要があり、それを今度はどのようにして企業の皆様に提供するのか、我々の説明を理解してもらい技能を身につけて頂くか、私たちはそれを常に考えて行かなければなりません。
　そのために必要となる基本的な知識や技能については、日頃の訓練の繰り返しや上司からの指導を受けることで、身につけていくことは出来るかもしれませんが、それをいかに自分の知識や技能として身につけ、他の者に提供していけるかは自らが悩み考えていくしかありません。ただ、それは一人で悩み続けるのではなく、１人１人が抱える悩みや考え、時には問題点を職員で共有し、議論することで、自分なりの答えを見つけ、個人が又は会社が成長していくものと考えています。
　どこの企業でも同じではないかと思いますが、個人の成長なくして会社の成長はないと思います。職員は常に考え、悩み、新しい発想を繰り返し、個人が成長を望むことで職員一人一人が会社を成長させていく・・・これが、私たち企業の楽しさであり、おもしろさでもあります。