株式会社内藤ハウス

休みや有休につきましては、スタッフが前向きに働いていく上で重要な要素と考えています。ただ、理想は問題なくフルに取れることですが、なかなか難しいのが実情です。ホテルという性質上、２４時間３６５日のシフトで動き、他の職種や大企業のように各自が自分のタイミングで自由に休暇を所得したり、決まった曜日に休暇を取ることが出来ない場合もあります。
一緒に働く仲間にはアルバイトスタッフもいますので、社員には安定的にシフトをまわすことを意識し働いていただきたいと考えています。その中でも、スタッフ皆で協力して有休を使えるように工夫をしています。例えば、１ヶ月ごとにシフトを作成していきますので、シフトの最後に２連休と次のシフトの最初に２連休を持ってきて４連休。そこに前後１、2日づつの有休を絡め6，7連休など、この程度でしたら実際によく見かけます。有休で通して１０日以上となると他のメンバーへのしわ寄せがあるので難しいですが、一人よがりにならずに、持ちつ持たれつの意識で日々みんなでがんばっている職場です。

仕事面については、大手チェーンとは違い、私たちスタッフの意志が反映されやすい環境だと思います。
当社は、上層部からのトップダウンで物事が決まることより、各ホテルが一番良いと思うことを皆で考え実施していくことや、機械ではなく人がお客様にできることを追求する姿勢で運営しています。東京にある２店舗をとっても、名前こそ同じですが、価格や施設設備、客層や目標まで大きく違います。その店舗が出来るサービスでお客様に喜んでもらうことを、会社が決めるのではなく、店舗のスタッフが皆で考えて実践していく感じです。また、多様なお客様の要望に応える姿勢を大事にしていますので、なるべくマニュアルに頼らない接客を求めていますが、正直この部分は善し悪しあると思います。人によっては、決めてもらい指示をうけて動きたい人も居ますので、慣れるまでは苦労するかもしれません。営業職のように個人成績がでるような職ではないですから、在り来りですがチームワークが大事で、ホテルを皆で作り上げていくことに魅力を感じてもらえると良いです。