公益財団法人日本野鳥の会

事業の強み：
熱い想いをもったメンバーが働いているため、組織の大きな方針が固まったときには、大きな事業を達成することができる。資金や労働力を提供していただく支援者の方々との距離が近く、事業を進める際のやりがいは大きい。

事業の弱み：
職員個人の能力や頑張りに頼りがちなため、事業の進捗に波がある。また、各個人の想いが反映されやすい組織のため、資金と労力のベクトルがバラバラになりがちなため、大きな成果を生み出しにくいことが弱みである。

事業展望：
一般市民から企業まで多くの支援者の方々からのご支援（資金提供や労働力の提供など）で成り立っている事業が多く、支援者の皆さまの想いが絶えない限り、事業を継続させることができる。その皆さまの想いを無下にせずしっかりと形にすることができれば、これから先も明るくなる

企業カルチャー・社風：
基本的に、自由な社風を感じる。また大きな会社ではないので、上司ともフランクに話せる風土があると思われる。レンジャーなどの仕事についてる人は、人と話すのがうまく、無口な人で黙々と仕事をするというより、和気あいあいという雰囲気が散見される。

勤務時間・休日休暇：
本社勤務は、土日、祝日、夏季5日と休日を取得しやすく、7時間勤務のためワークライフバランスは、とても良いと思われる。
また、有休もとりやすく、半休と時間休も規則上明記されている。法定労働時間8時間より1時間短い勤務時間のため、帰社後の時間も持ち合わせている。

成長・キャリア開発:
自然保護運動推進に貢献できる人材を育成するという目的のもと、職員が自らの技量を磨くための職員の自由研さん制度が整っている。積極的な人は、この制度を利用できる。自分磨きは一生続けるべきだと思う。

入社時の期待と入社後のギャップ：
入社前は、「職員は大学で野鳥の調査研究をしてきたような人ばかりなのでは」と思っていました。しかし、実際には、そのような方はそれほど多くありません。中途採用の方が多く、営業、編集、IT、金融などさまざまな職務経歴をお持ちの方がいます。各自が持つスキルを自然保護のために存分に生かされています。