株式会社LOCUS

女性の働きやすさ：
女性は全体的に若めの社員が多いこともあり、産休・育休のライフステージになる者がまだ少ないという背景もあるが、二度の産休・育休を経て復職している社員もいるなど働きやすい環境ではあるのだと思う。また「LOCUSに入社して初めて『生理休暇』というものの存在を知った」という女性社員がいるくらい当社では当然のレベルで取得されている。社長・役員陣にも幼い子がいるため、育児等に関する理解はとてもあり、融通も効きやすい会社だと思う。

企業カルチャー・社風：
社長が従業員のことをとても大事に考えている人で、あたたかい会社であると感じる。また、創業社長でありながらワンマンさが皆無に等しく「そこまで一人ひとりの意見を聞かなくても」と思うくらい従業員一人ひとりの声を大切にする。結果、それが自由を通り越したワガママを許してしまっているのでは？と感じるくらいにみんな伸び伸びと仕事をしている。ベンチャーっぽいと言えばベンチャーっぽい、とても働きやすい会社だと思う。

組織体制・コミュニケーション：
約60名と小ぶりな規模感ながらそれなりのセクショナリズムは感じる。組織体制もここ数年はスクラップアンドビルドといった感じでなかなか固まり切らず「これぞベンチャー」を地で行く感じ。個人的にはそこまで嫌ではないがそろそろ組織固め・組織強化を進めていくフェーズに入って欲しい。日常のコミュニケーションは非常に円滑かつフラットで風通しも良い。

勤務時間・休日休暇：
勤務時間に関しては11:00～15:00をコアタイムとするフレックス制のためかなり自由度は高い。9:00頃に出社している社員は非常に少なく、大体10:00-11:00の間に出社する者が多い。帰り時間も人によってまちまちで18:00-19:00には退勤する人もいれば、21:00、22:00頃まで残っている人もいる。強制的にやらされるという風土・雰囲気ではないため、ある程度業務を覚えることができた後は自分の好きなペースで働くことができるため、ワークライフバランスは良好であると言える。休日出勤もほぼない。

多様な働き方支援：
今後どう変わるかは分からないが、現時点では「リモートメイン」の働き方と「出社メイン」の働き方を選べるようになっている。リモートメインでも週1の出社は必須。逆に出社メインでも週1～2日のリモートは許されている。コアタイムが15:00までなので、月次の規定労働時間さえ下回らなければ15:00に退勤することも可能。副業に関しても、本業とバッティングしない、本業に支障をきたさない範囲であれば認められており過去には飲食店で働いたりしている人もいたが、最近はあまりやっている人はいないように感じる。

給与制度：
年俸制を敷いており、年俸÷12の金額が月々支給される。年俸見直し(給与改訂)は半期毎の年2回。予め設定されていた目標(定性・定量含む)に対しての達成度合いによって評価は決まる。昇給率はこれまで属していたどの会社よりも高く、成果が給与に反映されやすい会社であると言える。手当に関しては自分が把握する限りでは勤続年数に応じた手当や子ども手当があるくらいでそこまで色々あるわけではないが、全体的に給与水準が高いのでそこまで気にならない。

評価制度：
評価は半期毎に行なわれるが、半期毎の評価面談の他に週次や月次、Q毎など割とこまめに上長との面談は実施されている。評価も一方的なものではなく、自己評価→上長評価→役員評価と分かれており、役員評価の後にも交渉の余地はあるため比較的納得度の高い評価制度であると思う。年功序列の感は一切なく、分かりやすい成果・実力主義。

福利厚生：
先述の通り給与の平均水準が高いこともあり、福利厚生に関してはそこまで力を入れていない。そうしたものを望む声は社員間でもちらほらあるが、そもそもそういうところに期待する社員はうちのようなベンチャーには来ないのではないか。もちろん充実しているに越したことはないと思うものの、それを補って余りある仕事のしやすさ・面白さがあると感じているので何ら不満はない。

オフィス環境：
各線渋谷駅から3～5分程度とアクセスは非常に良い。ビルそのものは非常に古いため、エレベーターが謎の動作をしたり執務室がそれほど綺麗ではなかったりする。また、喫煙室が設けられているので喫煙者の方にとってはありがたいかもしれない。執務室では現在フリーアドレス(管理系など一部を除く)となっているため、その日の気分で仕事をする場所は変えられる。毎年ハロウィンの日だけはオフィス近辺が地獄と化すため早めに帰るかリモートワークにした方が良い。