株式会社アルティネット

インフラ技術者として、サーバ・ネットワーク・ストレージの実践的な技能が高まります。社内研修は制度として確立していませんが社外の研修・セミナ出席などは予算を確保しておりますので、業務見合いで自由に出席していただいて構いません。余談ですが、我々の仕事では「技術 ＞ 技能」という価値観を持っています。技能は個人に内在する能力であり属人的であることに対して、技術とは可視化された技能であり、かつそれが他人に伝わるという状態を維持する事を最も重要視しているからです。チームでの協働スタイルも多いため、上記の点を強く意識していただく必要があると考えています。

インフラ技術者の業務の1つに地味で、しかし重要な業務として「運用」があります。インフラ技術者の都合に関係なく障害は起こり夜中でも電話で叩き起こされて対応しなければならない事がありますが、昼だけではなく休日や夜間に働くというのは肉体的にも精神的にもつらいものなので、弊社では障害が発生してもサービス影響がゼロになるように最初から設計・構築段階から冗長化や負荷分散などの非機能要件を盛り込んでおく、といった先手の運用を心掛けています。逆に言えば、運用がきつい設計や構築を行うと(適当に作るとか)ほぼ間違いなく注意されてやり直しです。作った本人だけではなく周りのメンバも運用フェーズで苦労するを避けるためですが、こういう文化についていけないと協働が難しいと思います。