一般社団法人日本民間放送連盟

事業の強み：
関係省庁の動きや全国の民間放送局の取り組みについて情報収集を行い、会員全社にフィードバックしています。例えば、放送局で働く人々にも関係する労働関連法制に改正があった際には、放送業務に多忙な各局の参考となるよう、外部講師をお招きし、会員社の労務・人事担当者向けに改正内容の解説動画を制作しました。業界全体に様々な知見を共有することが、民放連の最大の強みだと思います。

事業の弱み：
民放連が運営する会議体のメンバーの多くは放送局の管理職および役員の方々であるため、番組制作や報道を担当されている現場の方々と接点が少ないです。放送事業に直接携わっている方々が日頃実感されている問題意識や危機感をお伺いする機会をもっと作っていきたいと思います。

勤務時間・休日休暇：
勤務時間は原則9:30~17:30（休憩１時間含む）で、所定労働時間は７時間です。所属部署により繁忙期は異なりますが、閑散期には定時退社ができ、有給休暇も自由に取得できるため、業務以外のプライベート時間を充実させることができます。

働きがい：
放送事業者の存在は、その数の分だけ「言論の多様性」を意味する。民放連の業務は、いわば民主主義の担い手である放送事業者がこれからも健全な経営を維持し、良質な番組を視聴者・聴取者に届け続けられるよう下支えするものであり、そこに矜持を持つことができるのでは。

企業カルチャー・社風：
テレビ・ラジオという伝統メディア、さらにその業界団体というと、保守的な組織とイメージされがち（自身もそう思っていた）だが、コロナ対策として迅速にリモートワーク体制を構築するなど、小所帯ゆえの小回りの利いた対応を実行できている。また、部署にもよるが残業は総じて少ない。20時まで残っていれば、「きょうは遅いね」と声をかけられる。残業代もしっかり出る。

女性の働きやすさ：
普段の業務では、性別による扱いの違いは特に感じない。出産・育児のために産休・育休をとり、職場復帰する際、元の部署へ配属されたため、業務に戻りやすかった。数年間は時短勤務もでき、出産後も働き続けやすい環境だと思う（だだし女性の人数が少ないので、事例としてはそれほど多くない）。