株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー

人事担当の後藤です。
気になる点の「教育・研修」について。

「教え込む」研修が少ないのは意図的です。
研修で知識を教えることよりも、それぞれが学習によって知見を深めることに主眼を置いています。
そのため、研修よりも事例共有、情報共有を重視しています。

リサーチ（調査）という仕事はそもそも研究、探究、追求そのものです。
マニュアル通りに作業を進めれば大発見ができるわけではないのです。

自分に必要なものが何か、どうすればクライアントの課題を解決できるのか、消費者は何を求めているのか、常に考え続けるのがリサーチャーです。

ですから成長に時間がかかるのは当然です。そこで焦る必要はありません。
自身が担当したプロジェクトから学び、考え抜いて確実に成長していってください。
（こういう育成方針なので入社3年以内の早期離職は極めて稀です）。

リサーチの作業手順を覚え、正確に再現することを求めるのはリサーチャーではなく、リサーチ作業員です。
そこを目指していては、わたしたちが考える付加価値の高いリサーチに辿り着くことはありません。

「リサーチャーとして成長したい」という動機が最も重要です。
ですので、強制で参加させる研修は最小限で、希望者を集めて実施する事例共有会・情報共有会を重視しています。