札幌市

勤務時間・休日休暇：
時差出勤が制度化されたため、子どもの登園時間や登校時間、保育園のお迎え時間に合わせて出勤時間を選択できる。また、一時的な事情に合わせて変則的に時間を変更することも可能である。
育児部分休業や短時間勤務を取得している職員も多く、介護休暇等も取得できる。

給与制度：
昇給については、年々徐々に上がっているので、良いと思う。賞与についても、決まった月に支給されるので、助かっている。ただ、ニュース等でほかの会社の昇給額や賞与額等が報道され、それと比べるとかなり差があるので、お金をいただいているとはいえ、もう少し改善できないかと思ってしまう。各種手当は充実しているので、とても助かっている。

評価制度：
昇進は、筆記試験の点数によるため、実力があっても筆記試験に合格しなければ昇進しない、実力がなくても筆記試験で点数を取れば昇進できる職場といえる。
皆同じ仕事をしているので、どこで個々の職員の実力をを評価しているのかわからない。

成長・キャリア開発：
職員研修が非常に充実しており、通常の企業であれば職員の自己負担を要するような研修であっても無料で受講できる。また、研修受講も積極的に行うよう勧められる環境である。
私自身も1か月弱の長期研修に参加することができ、自分のキャリア形成やネットワークのうえでの資産となった。

働きがい：
一利益ではなく、まちのパブリックな価値を向上させることができるのが最大の魅力。ハードやソフトの見えないインフラをつくり支える仕事であり、常に脚光を浴びるわけではないが、法律の制約や関係者との調整も含めてやりがいはある。

女性の働きやすさ：
年々女性比率が増えてきており、仲間が多いと思う。事務職であれば新人のうち43.5％が女性である。巨大な組織ではあるが、職員間のネットワークが複数あり、情報交換が積極的に行われている。子育て職員間によるネットワークもあるため、ネットワーク参加によって孤独感の解消につながっている。

福利厚生：
退職金や住宅補助のほか、育休など様々な休暇制度が整えられている。特に育休は女性だけでなく男性も取りやすく、多くの職員がこの制度を利用している。また、子育てをしているなど理由がある場合、時短勤務も認められており子育てしながら仕事できる環境が整えられていると思う。