泉ヶ丘観光開発株式会社

事業の強み：
関西でも屈指の名門ゴルフ場として確固たる地位を築いており、立地の良さやコースの広さといった物理的な要因において競合他クラブに対して圧倒的に優位に立っている。また、メンテナンスの良さや、メンバーの質の高さなどがさらにブランド力を押し上げており、他ゴルフ場が安売りしなければ集客が厳しい状況下においても、比較的高額なプレー料金を維持し、利益率の高い運営を行っている。そのため、人員配置にも余裕があり、さらに顧客満足度を上げていくための施策を実行することができ、競合他社との差別化を図っている。

事業の弱み：
最近はコロナ禍によってゴルフブームとなっているが、大きな流れでみるとゴルフ業界全体が高齢化によって来場者数が将来的に減少していくことが確実である。その中で、少ない来場者数でも収益を確保し運営を続けていくため、よりブランド力をあげていく必要がある。

成長・キャリア開発：
従業員が主体的に考え、実行していくことに対し、非常に好意的に受け止めてくれるので、企画や業務改善などの提案を出すとどんどん採用してくれる。また、従業員の成長を好意的に受け止め、自身の学習意欲に応じて会社が支援してくれる。長く働いてくれている従業員を大切にしたい、という経営方針から、安心してじっくり業務に取り組む中で、キャリア形成を行うことができる。

働きがい：
名門ゴルフ場の一員として働いている、ということについて自負を持つことができる。また、会員制のゴルフ場なので、メンバー様にはご高齢で品の良いお客様が多く、自分が頑張ることでそうしたお客様から御礼の言葉をかけて頂けることにやりがいを感じる。また、頑張りによって、人事評価がしっかり評価してもらうことができ、すぐに給与にも反映されるので働き甲斐がある。

女性の働きやすさ：
会社全体でみると女性の従業員の方が多く、女性の権利に丁寧な配慮が行われている。産休育休はもちろん、介護休暇なども取ることができる。また、人事評価においても男女平等に評価が行われ、ここ数年でみても女性の方が昇格している従業員が多い。セクハラ、パワハラなどが起きないよう、会社全体で取り組みを行い、万が一そういったことが起きた場合もしっかり会社側が対応してくれる体制が整っている。

勤務時間・休日休暇：
ゴルフ場なので朝は早い（7時または8時出勤）だが、17時までには業務が終了し、残業も少ないため、プライベートを充実させることができる。サービス業なので土日祝も出勤になるが、完全週休二日制で、シフトについてはある程度融通も聞いてくれる。有休休暇の消化率も高く、特に夏や冬の閑散期にまとめて休みを取ることもできる。

多様な働き方支援：
リモートワークはできない。早く帰ることは可能。また、人員に余裕をもって運営されているので、どうしても外せない急用などができた際も、周囲の従業員がサポートして休みをとることができる。男性の育児休暇の取得実績もあり、育休・産休なども取りやすい。

福利厚生：
退職金は中退共を使って毎月積み立てがあり、加えて、就労規則および人事評価に基づいて退職時に慰労金が支給される。就業後は毎日、コースに出てゴルフの練習が出来る他、年に2回、ゴルフ場に家族を呼んで無料でプレーできる従業員開放日がある。

オフィス環境：
ゴルフ場なので、車やバイクなどの通勤手段がないと通勤が難しい。築45年の建物で事務所スペースなどは古いが、現在順次改装を進めているので、近々、最新のオフィス環境にリフォームされる予定と聞いている。近くの飲食店まで車で15分ほどかかるので、お弁当をもってくるか、毎日、共同で注文しているお弁当を注文する必要がある。