株式会社音元出版

事業の強み:
専門性の高い情報を扱うところ、もっている専門媒体が歴史も認知度もあり、影響力が強いところが強み。メディアとしての立ち位置が高い。ニッチな分野ではあるが、それだけに流行や景気に左右されにくく、持続性がある。

事業の弱み:
不特定多数のマスを対象にした情報の拡散。動画コンテンツ制作への対応はまだ準備段階。

事業展望:
専門性が高い情報を収集し、それを興味深いコンテンツにするスキルが非常に高い。そのようなコンテンツの発信の積み重ねで、自社の媒体はウェブも紙も強い。この媒体力とコンテンツ制作力をもっている以上、事業はどのような展開もできるし、成長していけると思う。

成長・キャリア開発:
丁寧に教育されるというより、現場に放り出されて経験を直に積むという育てられ方。経営陣は頼りになるので聞けば教えてくれる。やる気次第でいくらでも成長できるとも言える。

働きがい:
雑誌やウェブのメディアに携わる仕事として、業界の最前線の情報を入手できるし、それをより効果的に発信するためのスキルが磨かれる。情報伝達する相手からのリアクションがあると働きがいを感じられる。

企業カルチャー・社風:
オーディオやホームシアター、イヤホン、デジタルカメラやスマートフォンなどのカテゴリーを主とした情報を取り扱うせいか、音楽（聞く、演奏する）、映画（見る、撮る）、写真、漫画やアニメなどジャンルでマニアックな趣味をもつ社員が多い。機器にも詳しい。

組織体制・コミュニケーション:
今年代表が変わって経営陣が40代中心になり、社員との年齢的な開きが狭まった。経営陣は社員の目線に沿ってコミュニケーションできる立場にあると思う。社員は30代前半が多く、同年代の社員が多いという意味では比較的互いのコミュニケーションはとりやすい状態にあると思う。

勤務時間・休日休暇:
雑誌制作といった期限のある業務をこなす上では、業務を終わらせざるを得ないので、期限間際は社内での作業時間が長くなってしまう。休日に開催されるイベントの取材対応をする必要もあり、休日出勤もある。いずれの場合も、業務が空いたタイミングで休みをとれる。

多様な働き方支援:
正社員は11:00~15:00をコアタイムとしたフレックス勤務制。特にコロナ禍の中ではリモートワークも推奨されている。

福利厚生:
福利厚生面の整備についてはもうひとつというところか。今年代表が変わって、今後整備されていくかと思われる。

オフィス環境:
JR秋葉原駅中央口のほぼ目の前と立地は非常によいが、ビルは築年数が古い。執務スペースはあまり広くなくそう恵まれているとは言い難い。業務内容上モノが多く雑然とした感じはある。オーディオ機器などの試聴取材をする必要上、防音設備を施した試聴室を3部屋同じビル内に設置しており、そこは大変充実している。