シュマルツ株式会社

事業の強み：
工場の自動化や産業用ロボットという将来にわたって成長が期待できる分野であることは疑いの余地がない。顧客は様々なメーカーや物流などあらゆる産業が対象となるため、顧客の市場が縮小するといったリスクも小さい。ドイツ本社での新製品の開発、リリースのサイクルがとても速いと感じる。市場自体の成長スピードが速いという点もあるがそれに追随するだけでなく、競合他社より先んじて製品をリリースする事が多いのも強みやブランディングになっている。

働きがい：
お客様となる日本国内メーカーは世界トップメーカーが多いため、そういったお客様を相手に直接仕事ができることもやりがいの一つ。馴染みの食品、商品の製造工程にシュマルツが関わっていることも多い。また、価格勝負ではなくお客様満足度の高い製品を提案、提供できるという点も転職してきた社員が働きがいに繋がっていると聞くことが多い。

企業カルチャー・社風：
誰かが感情的になって怒鳴っているなどは全く見たことが無く、穏やかな雰囲気の社内が特徴。まだまだ社員数も多くなく、上長は「さん」付けで呼ぶなど風通しはとても良い。また、業務効率をとても重視するため、不要な決済フローや会議資料の作成、報告メインの定例会議はないため、入社してからそのような負荷にストレスを感じることが無くなった。改善や新しい施策も正しいと思うことはどんどんやろう、という社風なため多くの改善活動が行われている。

ダイバーシティ・多様性：
女性は3割ほどで製造業にしては比較的多い方だと思う。国籍はドイツ企業ではあるがほとんどが日本人なため、日本的な社風とドイツ企業の両方の雰囲気を持っている。日頃ドイツ本社とやりとりをするだけでなく、ドイツ本社の社員が日本に数か月滞在することもあり、異文化交流を体験できる。またドイツ国籍以外の社員も入社することがある。ワークスタイルとして、1週間以上の長期休暇を取得することもあり、有給休暇はとても自由に取得している。

勤務時間・休日休暇：
大きな特徴の一つはワークライフバランスが非常に充実しているという事。定時後の残業はほとんどの社員が月10時間以内で、営業職に関しても20時間になることは多くない。休日出勤に関しては展示会や休日指定の作業がある場合には当然発生するが、業務過多による休日出勤は全くないので振替休日などスケジュールしやすい。振替休日や代休は必ず取得することが求められている。

多様な働き方支援：
現在可能なのは、定時前後１時間の時差出勤や時間単位の有給休暇取得、それと在宅勤務が可能。在宅勤務に関しては基本的にオフィス出社が求められているため、都合に合わせて申請して勤務する事が可能。副業は現在は禁止されているが、個人で事業を行う事は内容を相談のうえ可能となっている。これらの働き方の多様化は2020年から増えてきていて今後も追加される予定。

オフィス環境：
本社オフィスは横浜市内でも落ち着いている場所にあり、商業施設も多く非常に便利な立地に立っている。2017年に建設された自社ビルであり毎日掃除を行っているため、来客時には綺麗だとお褒めの言葉を頂く事も多い。また、環境に配慮した設備となっているのも時代に即している。長時間デスクワークをする内勤のデスクは、自動昇降式のデスクでスタンディングでの作業も可能。空調と換気は全く気にならない。各地方の営業所に関してはまだ人数が少ないがそれぞれ主要ターミナル駅近くにオフィスがあるため立地は良い。