公益財団法人世界自然保護基金ジャパン

企業カルチャー・社風：
風通しはよい方ではないかと思います。それゆえに意見は言いやすく、活発に議論するというカルチャー、風土はあると思います。それぞれの職員は礼儀正しく、人あたりの良い方が多いので、コミュニケーションは取りやすいのですが、芯に秘めたものを持つ人が多く、しっかりと相手を納得させるコミュニケーションが必要ではないかと思います。納得するまでは動かないが、納得すれば迅速に動くという方が多いと思います。

組織体制・コミュニケーション：
組織だった指揮命令系統はしっかりとあるのですが、トップダウンで物事が簡単に進むということはなく、目的や得られる成果、結果を誰もがしっかりと考え、議論し、お互いの合意形成をしっかりとりながら物事を進めていくところがあると思います。そのために必要なコミュニケーションをしっかりとお互い取り合うという特徴があるのではないかと考えます。

ダイバーシティ・多様性：
組織として男女比はほぼ半々。性別にかかわらず管理職やリーダー職として活躍できる風土はあります。国際NGOネットワークの一員であることから、実際に他国のネットワークオフィスと連携を取りながら業務やプロジェクトを進める機会も多く、性別、人種、国籍などの多様性を活かすことを意識する機会は非常に多いと思われます。

働きがい：
日本ではまだ数少ない、自然保護を専門とした仕事ができることがWWFジャパンで働く最大の魅力です。コロナ禍以前は、森林や海洋保全の海外フィールドへの出張も年に数回あり、環境破壊が起きている最前線の現場で自然保護に携われるれることが醍醐味です。また、WWFの国際的なネットワークと独自の科学的知見を活かして国内の企業や消費者に情報を提供し、日本を持続可能な社会に変革する活動にも取り組むことができます。WWFネットワークの一員として会議などに参加する機会も多く、英語を使って国際的な場で活躍ができます。

成長・キャリア開発：
環境問題は、これからもっと企業や団体、そして個人が取り組むべき課題になってきますし、取り組むことが当たり前になってくると思います。難しいテーマですが、専門家と繋がったり、専門知識を学ぶ機会も多く、WWFジャパンで培った経験や知識は、あらゆるビジネスの場面でも必要とされるし、役に立つのではないかと思います。

働きがい：
環境問題という、世界中が直面し、世界中が一緒になって解決していく必要がある課題に対して、様々な方面から活動でき、社会への貢献を肌で感じることができるのではないかと思います。活動の規模やステークホルダーも課題によって多様ですし、一つの正解があるわけではないので、模索しながら活動してく過程で、他でできない経験とスキルを身に着けることができると思います。

女性の働きやすさ：
いわゆる「女性らしい役割」を求められたことは、この職場ではこれまでに一度もない。海外ネットワークのある団体なので考え方はかなり先進的な方だと思うし、ジェンダーに関係なく一人の人間として仕事を任され成果を期待される。
また、子育てする親にとって働きやすい職場だという点は特に強調したい。私自身、産休育休を経て職場復帰、現在時短勤務中だが、産休前から体調に合わせて勤務を調整する相談を気軽にできたりと、当時からサポート体制は整っていると感じていた。女性はもちろんだが、男性の長期育休取得も積極的に推奨され、すでに何件も実績がある。育休からの復帰後も、勤務時間等は画一的でなく、人事や上長・周りのスタッフと相談して調整でき、柔軟で融通が利く。また子育てを理由とした在宅勤務も認められていたり、出張中のシッターについての補助金制度があったりと、サポートが充実していると感じる。

勤務時間・休日休暇：
勤務時間は1日7.5時間で基本、フレックス制です。
そのため基本的に自分の都合に沿った勤務が比較的容易に調整できます。
ただし、国際ＮＧＯで他国にもオフィスがあり、勉強会などを定期的に開催するため夜10時ちかくからの会議なども時々発生します。深夜手当はつく。
出張やイベントがあれば休日出勤もありますが、代休は取得しやすく、基本的に働きやすいです。

多様な働き方支援：
リモートワークで業務可。毎月、オンライン申請で翌月の勤務形態が在宅か職場かを申請して決める。基本、いずれの勤務体系も可で申請内容を拒否されることはない。
早帰りや代休取得もフレックス制のため、他の日で時間調整するなどできフレキシブル。
副業は場合によるが、業務に関連するような環境教育講師などは相談するば可能。