サン・エム・システム株式会社

事業の強み:
特にない。ここ数年で成長はしてきたが、コロナ禍の中で案件が減り、多くの新人が本社待機になっていたり、現場から退場することになったりした。コロナ禍出なければ順調だったかも知れないが、今後どうなるかはわからない。

事業の弱み:
リーダーと言える人が極めて少ない。全体的に、砂時計のような構造となっている。新人は次々と入社してくるが、3～５年ほどの経歴を持った人は転職するケースが多いので、新人の教育・指導が困難になり、全体的に社員のレベルが下がっている。そしてこれは現在進行形の悪循環となっている。

事業展望:
コロナ禍が数年で治る傾向はないので、今の状況が続くとしたら、案件はより減っていき今以上に売り上げは減ると思う。特に最近は即戦力となりえる社員たちの離脱が続いているので、お客さんからもあまりいい評価をもらえてない模様。なので今からでも新規事業を考えるべきだと思う。

入社時の期待と入社後のギャップ:
望むならスペシャリストにもジェネラリストにもなれると言われたが、雰囲気はそうでもない。エンジニアとしては技術力があってもあまり良い評価をもらえないのでスキルアップにも支障が出る。なのでほとんどのエンジニアが実際はただの事務職に近いことをやっていて、モチベーションも下がる。

成長・キャリア開発:
資格を取得するとお祝い金があるが、それ以外の支援は特にない。また、スペシャリストになりたい場合は、会社としてはジェネラリストとしてのキャリアパスを要求するので、モチベーションが下がる。パートナーを何人現場に入場させたかがもっとも重要な評価基準なので、エンジニアが技術よりもパートナーの引き合いを優先することになる。それはそれで成長と言えるかもしれない。

働きがい:
自分の業務が会社の成長に繋がり、寄与しているという感覚はあまりない。また、派遣先では同じ仕事をしていながらもお客さんとは全く違う給料をもらうことになるので、ずっとこの会社で働き続けることを想像しずらい。

女性の働きやすさ:
本社には女性陣が多いので、ある程度働きやすいかなと思う。エンジニアには少ないのでなんとも言えないという面もあるが、そもそも派遣先の雰囲気によるものなので会社として働きやすいかどうかは判断しずらい。

勤務時間・休日休暇:
ワークライフバランスは、あくまでもお客さんの都合通り。本社からは何もしてくれない。三六協定などがあるのでとりあえず20時間以上の残業が発生すると残業を抑えるようにと言われるが、それだけ。自分で頑張るしかない。

多様な働き方支援:
働き方についても、全てお客さんの都合通り。会社としてはテレワーク手当を支給し初めていて、電気代ほどにはなる。それ以外の支援はなし。