日立チャネルソリューションズ株式会社

給与制度:
入社一年目は新人研修や業務を覚えることが仕事といった感じだったが、しっかり賞与が支払われ、大企業のグループ会社であることを実感した。しかし基本給に関しては数千円上がるか上がらないかなので、入社年数を重ねていっても月給や賞与が年々増える印象はなかった。

女性の働きやすさ：
理系出身の技術職の社員が多く、コーポレート部門や事務系の部門は男女のバランスはある程度とれているように感じられる一方、技術系の女性比率はかなり低く感じられます。日立の制度が基本的に準用されているため、短時間勤務などのサポート体制はしっかりしており、利用している女性社員も多くいますが、業務を主導している主任相当になるとやはり男性が目立つ印象です。

企業カルチャー・社風：
よくも悪くも日立製作所の子会社であるため、法令順守の意識は非常に高く、石橋を叩いて渡るように慎重な意思決定を行う。本社への報告も頻繁に行う必要があり、正直いって過剰な頻度であると感じているが、福利制度や給与面などで恩恵を受けていることもあり一長一短。全体的に保守的な人が多い印象だが、中には新しいことにチャレンジする人が見受けられる。

事業展望：
長年培ってきたコア技術については他社に対して優位性を持っているといえるが、近年のキャッシュレス化により、現金需要の低下を受け、金融系端末の出荷台数も減少している。新たな事業フィールドや、ATMの付加価値を高めるサービスを模索している。今後の事業展望は不透明であるものの、内部で様々な改革を行っており、今後のチャレンジによっては成長が期待できる。

福利厚生：
福利厚生については基本的に日立製作所本体と同様の制度となっている。住宅補助については上限年齢はあるものの、家賃の半額が支給される。財形貯蓄や持株会制度も基本的に日立製作所と同様の制度に成っているため、利用しやすい環境にあると思われる。寮については尾張旭にしかないが、異動等があると、関連会社の提供する物件を寮扱いとして住むことも可能。

オフィス環境：
オフィスは愛知県の尾張旭市にある旭本社と、東京本社。旭本社には設計開発やコーポレート部門があり、工場も敷地内にあるため、生産部隊との連携を図ることができる。旭本社には食堂があり、比較的安価に昼食をとることができる。東京本社では首都圏の営業部隊や海外の営業、SEの従業員が勤務しており、客先に出ることが多い方が勤務している印象。東京勤務の方は昼食補助が出るらしい。