株式会社すが野

菅野社長は昭和52年大学卒業後、(株)すが野に入社しました。平成3年に3代目として代表取締役になり、町中の工場は手狭となり、現在の地にこれからの時代の流れに適応する食品の近代的な新工場を建設しました。その後、現在地に本社を移転させました。当時県内大手漬物会社が、中国に進出したことから国産原料は(株)すが野が仕入しなければならない状況となり、(株)すが野は農家の皆様が第一生産部と考え、美味しさと健康的な商品づくりをモットーにスタートし農家の皆様から、らっきょう、生姜を一手に購入し、県内外に販売をしました。その後、本格的に国産らっきょう、生姜漬物を製造し全国販売を展開しました。特に国産らっきょうについては、地元農家から購入したことから、製造販売はトップメーカーとなっております。また国産ごぼうを世界で初めて漬物として製造販売を手掛け業容拡大を図ってきました。102年の社歴のうち、約40年近く経営に携わり、現在業績は年商20億円と業容拡大に取組をしてまいりました。菅野社長はこれからは組織力による事業継承を考えております。工場社員の平均年齢は35歳と若く、社長が永年培ってきた、当社独自の漬物製造に関するノウハウ、経験を早く若い社員に伝授し理論的裏付けにより、健康で安心、安全、美味しい漬物・惣菜を製造し続けることにあります。社是に「企業は人なり製品は心なり」を掲げて「共に学び共に喜ぶ」を教育理念とし、企業の目的をあるべき姿、三方よしの原理を管理職を中心に、これからの新組織構築に取組をしております。その結果社長の意を汲んだ成長する社員が現れております。