QuEST Global Services Pte. Ltd.

給与制度：
外資系企業の為、給与は完全年俸制です。決まった年俸を12分割した額が月の給与として振り込まれ、昇給については一年に一度あります(毎年6月)
日系企業と比べて比較的年俸レベルが高いところがメリットです。インド人をメインに外国籍のエンジニアが数多く所属しているため、給与に関しては気軽に交渉していくことも可能です。

評価制度：
評価制度については本部(インド)に従っている為、非常に実力主義となっています。基本的に年齢や性別で判断することはなく、実力があれば昇進も早く、年俸も上がっていきます。逆に技術力や客先とのコミュニケーション力が低い場合には年俸・昇給ともに上がる可能性が低くなります。いわゆる外資系のカルチャーがあるかなと思います。

事業の強み：
インド人材の活用という点だと思います。日本法人に所属している社員のほとんどはインド人エンジニアの為、今後の日本の高齢化を考えても外国人エンジニアを使った開発は増えていくと思っています。その点では日本では生き残れるのかなとも思います。とはいえ日本人エンジニアの場合、派遣型プロジェクトへの参加が多いので抵抗を感じる人もいると思います。

組織体制・コミュニケーション：
バックオフィスに勤めていたので、どうしてもエンジニアの方たちとは違う見方になってしまいますが、基本的にいい人ばかりだと思いました。英語が話せる人しか所属していないので、色々なバックグラウンドを持ったメンバーばかりで、広い視野を持った方が多かった印象です。飲み会も定期的に開かれることはなく、もちろん強制されることもなかったので楽でした。

ダイバーシティ・多様性：
日本語と英語が話せれば特に人種や国籍、障害の有無で判断されるようなことはありません。どうしてもインド人メンバーが多いのですが、上下関係は一切なくマネージャーとも、とてもフレンドリーに接していました（英語でコミュニケーションをしているからかもしれませんが・・）その点日本企業で感じるようなストレスは全くなかったです。

成長・キャリア開発：
派遣型と請負型のプロジェクトがあるので、やはりどこに配属されるかで全く異なってくるとは思います。私の場合は請負プロジェクトの為、インドオフショアメンバー含めて多国籍チームをマネジメントしながら進めていくのは難しさもありながらもキャリアにはプラスになっていると思います。これといった支援制度はありませんが、英語のオンライン教育はあるようです。

多様な働き方支援：
請負業務のチームはリモートもフレキシブルに出来ていると思います。エンジニアリング会社なのでどうしても客先常駐で働いているエンジニアについては客先に合わせる必要があるので、そこまで柔軟にはいかないんだと思いますが・・・　副業については認められているようです。インド本部の人事の確認を取る必要があるとききました。