株式会社たまや

事業の強み：
香川県内での店舗展開により県内での知名度は高い。
パチンコ業界は、遊技人口の減少やレートの多様化により当社でも売上高は年々減少傾向にあるが、特にご年配の方々に支持されており、各店舗で長年を通じての常連客が多い。中には3世代にわたり遊びにきてくれている方もいる。

派手さはないがムリな経営はしておらず、今回のコロナ禍においても従業員が安心して働けるよう取り組んでおり夏の賞与も支給する。
また店舗運営もお客様に安心して遊んでもらえるように過度な利益の取りすぎを控えている。

事業の弱み：
会社の事業は、パチンコ店の運営のみになっているため、近年の売上高減少傾向が将来の不安につながっている。
香川県内のみの店舗展開と考えているため、立地など限られた条件から現在のところ出店予定はないく老朽化の店舗も不採算店は閉店もありえる。
ご年配のお客様が多いため、集客が天候や気候に左右される。
新規事業についての知識が薄いため、新たな事業に参入する考えはあるが現状明確な指針はない。

女性の働きやすさ：
産前産後休暇、育児休暇、育児休暇後の短時間勤務などの制度はあるが、最低限のものできちんとした整備がされていないので子育てしながらの勤務は家族の協力がなければ無理な状態にある。
幼い子供を育てながら働く女性には働きにくい会社である。

女性管理者は現在いないので、男性社会的な考え方が当たり前になっている部分がある。

勤務時間・休日休暇：
勤務はシフト制により早番、遅番の2交替制となっているが、遅番の比率が高い。
休日出勤はない。
残業は基本的にはなく、機械トラブルや大型の新台入れ替えなどで月1回から2回の頻度で合計3時間程度となっていることが多い。

有給休暇は取りやすい環境をつくっており、取得率も高い。
年に1度時期を決め有給休暇を利用した大型連休が取れる。

福利厚生：
退職金は勤務年数×基本給×規定倍率で計算される。
社員寮は6か所あり独身者が入寮条件となっている。
住宅補助は、賃貸物件で世帯主の場合に支給される。職位によって金額が変わる。
社員持ち株会は、副店長以上で入会できる。
財形貯蓄はない。

店舗内で年4回のレクリエーションがあり、1人5000円までの食事費用が支給される。
年末年始の忘新年会は1人8000円までの食事費用が支給される。

オフィス環境：
香川県内に本社と11店舗の店舗展開をしている。
店舗は高松市7店舗、木田郡三木町1店舗、綾歌郡宇多津町に1店舗、丸亀市に2店舗となっている。

高松中心地にある店舗は、60年以上の歴史があり店舗の老朽化が目立つ。
各店の従業員休憩所には、ポット、冷蔵庫、電子レンジなどの台所機器を一式揃えており、自由に使うことができる。

店舗駐車場は自由に利用できる

給与制度：
給与は、基本給、精勤手当、食事手当、通勤手当からなる。

賞与や退職金の基礎計算元になる基本給は低い。
精勤手当、食事手当など基本給と合わせて支給される月給は高い。
賞与は倍率が高く年収は他の中小企業と比べても高い。

役職別で昇給額、賞与倍率に差があるので役職が上がらないと給与の大幅な増加は見込めない。
役職が1つ上がれば50万円程度年収が増加する。

評価制度：
昇進・昇格に試験や資格などはなく、業務成果や人柄などの総合的判断で決まる。
パチンコ業界には珍しく定年退職である60歳まで十分に働ける環境があるため、昇進・昇格はスピード感がないので物足りなく感じる部分はあるかもしれない。

半年に1度の人事異動があり、その際に昇進・昇格を決める。
過去の事例として最短で店長になる年数は10年程度となっている。

会社はガツガツせず長く働ける環境にある。