サンキ株式会社

入社時の期待と入社後のギャップ：
入社時は自分がすぐに活躍できると思っていましたが、想像以上に仕事内容の難易性が高かったです。全ては「仕事のやり方・考え方」に尽きると気付くまでに時間がかかりました。取り扱う商品自体が理系チックで且つ幅が広い。また、長期間続く商談が競合他社に取られる等の挫折も繰り返しありました。答えは意外とシンプルで、結局は人のつながりで仕事は頂けるし回せるものでした。

成長・キャリア開発：
製造業という真面目な方が多い業界であり、お客様は営業マンの人柄や努力・ヒューマンスキルを注視します。人間として大変鍛えられます。仕事の仕方は、営業マン自身が技術面を極めることは無く、仕入先となるメーカーや工事業者の方の協力を得なければ仕事が回せないため、必然人を介した仕事力が身につきます。支援制度では、自己啓発や資格取得を支援するため、会社がセミナー等の費用を全額補助してくれます。また、若手社員の懇親用に飲み代を会社が負担してくれることがあります。

働きがい：
シンプルにお客様から頼りにされることで嬉しく感じます。また、お客様間で口コミが広がり、仕事の幅も広がって行くことで、自分の働き以上に成果が出ることもあります。自分の成長を肌で感じることができ、仕事の面白さや働く意義が見えてきます。お客様・仕入先・社内・プライベート全てが人と人のつながりで成り立っているのだと改めて思い知ります。

女性の働きやすさ：
営業マンは男性だけしかいないため、営業志望の女性は馴染みにくいかもしれません。逆にデスクワークの社員はほぼ女性です。新型ウィルス流行時に保育園に通う子供がいる女性従業員に、1度も出社せず、普段の業務はほぼ無い状態でも、普段どおりの給与を支払う等の手厚い対応はありました。女性に限らず社員の家族優先の風潮はあります。

企業カルチャー・社風：
社長を筆頭に成長意欲が高い方が多いです。単純に結果だけを求めるのではなく、プロセスを重視するため、ノルマの追求はほぼ無いです。逆にノルマを達成していても、考えなしの行動や非効率・想いの無い行動は指摘されます。また、パワハラや人を貶めるような性格の悪い人がいないため、余計な人間関係の不安は無いです。しかしながら、仕事に対する意識が高いため、プレッシャーを感じることは非常に多いかと思います。

組織体制・コミュニケーション：
社長が40代で、営業マンも平均年齢が30歳のため、フレンドリーな人間関係があります。飲み会はほとんどありません。社員が目指すベクトルは同じですが、それぞれの個性を尊重した行動を推奨する空気感があるため、それぞれ営業スタイルが異なりますし、それを伸ばして行きます。そのため、自分がやりたい仕事の仕方を磨くことが可能です。逆に、自分でスタイルを確立できるまでは苦悩が続くかと思います。

ダイバーシティ・多様性：
自動車での外回りを前提としており、長距離が苦手な方は近隣を中心にエリアを担当したりしています。特にダイバーシティ・多様性で突出した点はありません。宗教・政治等の色も全くありません。過去に大病を患った方で長期休暇となりましたが、その方が職場復帰しやすいような空気づくりと業務のフォローはされていました。

勤務時間・休日休暇：
休日は年間115日です。有給が取りやすいように、年末年始や夏季等は一斉有給消化を推奨し大連休になることも良くあります。しかし、工事物件の立会で休日出勤をすることも時々あります。休日出勤は代休や手当がでます。営業マンは外回りが多いため、ほぼ毎日残業はあります。緊急性の高い業務がある場合は遅くなることもありますが、頻度は少ないです。遠方は直行・直帰を会社から推奨されます。

多様な働き方支援：
営業マンは1人1台スマートフォンとタブレットPC（Surface）を貸与されます。新型ウィルス流行時は在宅ワークがメインとなりました。仕事を円滑に進めるためIT関連機器・ソフトウェアの導入が進んでいます。現在は新型ウィルスの影響で、Webミーティングツールを用いたお客様や仕入先との商談も進められています。