有限会社丸幸水産

代表取締役の小堺です。
　口コミにあるように、会社の事業としては小中学校・保育園・福祉園や老人ホーム等の給食食材を提供している会社です。
売上規模の割合としては、小中学校80％前後、保育園15％、福祉園や老人ホーム等5％といった割合となり、業務作業量としては、年間や月間のタイミングにより、この数字が若干前後するような形になるかと思います。
　メインのお取引先が学校給食の為、会社としてはまずは品質の良い水産物を安心安全をベースに、美味しく楽しく給食に生かしてもらうべく、「日本の文化である水産物を高品質、適正価格で提供し、「おいしい」という笑顔と感動、そして心の豊かさに貢献する」という経営理念のもと、日々の業務に当たっています。【食べること＝生きること】とするならば、我々の日々の業務が、「立派な日本人の大人」になってもらう為の下支えになっていると思いますし、社会貢献につながっていると思います。
　さて、気になる点についてですが、実際朝が早い仕事です。学校給食（単独校調理方式）の生鮮食材については当日納品当日使用の原則があります。調理員さんがお昼の給食に間に合うように調理を進めるために、学校へは7:00前後から8:30くらいまでの時間に食材を納品する必要があります。そのため今回募集の業務は6:00始業となり、まずは食材の納品業務からという形になるので、朝が弱い方には難しい仕事かと思います。
　また、「誰がなにをやる」というのがあいまいな点があるについては、背景としては弊社はここ10年で事業規模が3～4倍に伸びたということがあると認識しています。水産物もさることながら、調味料、乾物、地産地消野菜や給食向けの果物、さらに無添加の肉類など、扱う食材数も非常に増えている状況です。
　ハード面（施設や設備）では、毎年のように会社の改修や増改築を行い、業務量（物量）への対応と衛生管理の強化を行っておりますが、ソフト面（人の対応）では採用活動をし人員の増加を行い、社員の成長を考え勉強会を行いますが、どうしても「人材」は経験を積んで成長してもらうには時間が掛かります。これらの背景があいまいな点を生んでいるかと思っているので、しっかりとした業務の棚卸を行い、再度業務の振分けを行う必要があると同時に、今回の採用を踏まえて人材面の強化を行うことで対応していきたいと考えています。