小杉造園株式会社

入社時の期待と入社後のギャップ：
現場の職人志望で入社をしましたが、入社2年半で、営業職による事業拡大を図ったタイミングで営業職に取り上げられたため、環境の変化はとても大きかった。手に職を付けたいと望み入社したので、入社時に期待していたものとは全く違う結果となったが、今の業務にとてもやりがいを感じているので、そのギャップは結果オーライでした。

働きがい：
社長は若手もベテランもいろんなアイデアの登用には積極的です。チャレンジによる失敗には寛大な風潮があるように思うので、やる気があればどんどんやらしてもらえる環境はあるように思えます。
まだまだ家族経営の中小企業という限られた規模の事業なため、身の回りの業務を変えていくことで、会社も発展させていくやりがいは感じることができると思います。

女性の働きやすさ：
現場の女性活躍も徐々に増えてきていますが、増えたり減ったりを繰り返しておりまだまだブレークスルーには及んでいない感が否めません。一方で管理営業担当の部署の女性の割合は年々増えています。今後も女性活躍の場は、営業や事務、デザイン部署の場で確実に増えていくものと思われます。それに伴い現場の女性登用も増やしていきたいところです。

企業カルチャー・社風：
社長を中心に、創意工夫をし、業界の常識にとらわれない社風があると思います。各部署それぞれで裁量がある程度任されているため、自由な営業スタイルが許されている気風があります。半面社員数が増えてきている割に、効率のいい分業化や組織としての動きが不十分であるように感じます。今後は自由な風潮をいじしつつも、組織として連携して動けるか同課がポイントなると思われます。

組織体制・コミュニケーション：
組織体制は不十分だと感じる。特に部署を越えたコミュニケーションに不十分さを感じます。全社員をまとめるような求心力、組織力が今後の課題だと感じます。IT化は着実に進んでいるので、技術導入によるコミュニケーションの活性化から組織の一新ができるかどうか、経営の手腕が問われる時期に来ていると思われます。良い社風を活かし、組織が変われるかが問題。

ダイバーシティ・多様性：
女性の活躍は徐々に進んできていますが、その他人種、国籍、障害者雇用などはまだまだこれからです。会社の規模が大きくなるにつれ働き方の多様性を勧め、制度化することも今後の課題かと思われます。
一方で女性の活躍の場は確実に増えているので、今後女性の幹部登用などでさらに働き方改革が加速するとよいと思います。男性の育休取得にも成功した実績はあります。

勤務時間・休日休暇：
業界の中では、整備されてきていると認識しています。105日の休日はここ数年でしっかり制度化されたと思います。有給の消化も法制化の波にのって、社員の意識も変わってきていると感じます。
同時に業務の効率化で生産性の低下にならないよう、今後の各部署のDX推進などにより業務効率を上げていこうとしているところです。

多様な働き方支援：
このコロナ禍の副産物で、一気に各部署のリモートワーク、在宅勤務は進みました。アフターコロナでも定着できるようさらにハードとソフトの充実を図りたいところです。加えて働き方にもコロナが後押しとなって多様化が進んだ部分がありますが、まだまだコロナ禍の一時的なものなので、経営層の意識改革と業務の最適化を進めたいところです。