藤田商事株式会社

事業の弱み：
各事業ともフジタグループ向けの売上が大半を占めているため、業績は親会社の需要に大きく左右されます。
五輪需要の終息・コロナの影響などで親会社での案件が減少傾向にある中、グループ外への販売比率を高めるべく取り組んでいますが、商社としては比較的ぬるま湯な環境にいたこともあり、競争力強化が課題と感じています。
ビジネスサポート事業では増収増益が続いてはいますが、外販比率を高める上で一般のサービスベンダーやITベンダー並みのサポート体制・技術力を整える必要があり、そのためにも人員の拡充が必要な状況です。

企業カルチャー・社風：
ゼネコンの100%子会社ですが、親会社からの出向者・転籍者は少なく、新卒入社や中途入社した社員が大半を占めています。
社内に神棚がある、始業時間が8:30と早いなど建設業の会社らしい点もありますが、昔ながらの組織にありがちな全員参加の社員旅行や飲み会など業務外の関係を強要する風潮はなく、仕事とプライベートの区別をしやすいカルチャーと感じています。

勤務時間・休日休暇：
WLBは良好な方だと思います。
部署によっては繁忙期などに残業している者も見受けられますが、ビジネスサポート部門では、主要顧客であるフジタが終業後にPCを強制シャットダウンする仕組みを取り入れていることもあり、遅い時間までサポートを求められることはほぼありません。
サーバ・ネットワーク運用のチームも割とおおらかな運用体制で、障害対応や機器作業もよほどクリティカルなものでない限り営業時間内での対応としているため、残業時間も少なめです。
時間外の突発的な対応もほとんどなく、休日や夜間に業務用携帯が鳴ることもないため、仕事とプライベートの切替はキチンとできる職場と感じています。

教育・研修：新入社員時には親会社や外部研修、各部署を一通り体験する研修が組まれていますが、配属後には各配属部署にまかせっきりとなってしまい、同世代でもスキルや仕事の進め方にバラツキが出てしまっているのが現状です。これに対応すべく若手育成、次世代幹部研修、課長研修等を一昨年より始めたところです。

仕事内容：弊社の柱となる事業「生コンクリート販売」「建材販売」「保険代理店業務」「IT、OAによる作業所支援」の他に昨今では、親会社の海外進出に追従し「海外商品の輸出入業務」へも力を入れており、グロ-バルな視点に立って仕事が出来ます。個々の特性とスキルを活かし、それぞれの事業においてお客様のニ-ズに応える商品、サービス、システムの提案をすることにより我社の収益を上げていくことが最大の任務です。